Rue de Condé

都会から田舎へ -NY Finger Lakesでの生活-

NYの三月は・・・

こんにちは

 

NYは三月が実は一番過去の大雪が多い月だそうで
確かにそういえばドカ雪は意外と3月に降ったなぁ・・・なんて思っている今日この頃。


二月末にタックスリターン関係で夫の実家に帰ったときに、今年は本当に雪が少ないね(去年の大雪は除いて)なんてジンクスしたから最近はまただらだらと雪が降ることも。

 

↓タックスリターン。これは去年。今年の締め切りは4/18↓

tikitikis.hatenablog.com

 

↓FBARも出し忘れの無いよう~↓

tikitikis.hatenablog.com

 


とはいえ春は遠くないところまで来ているというのを感じます:
1.仕事を出るときまだ明るい。そして今週末はデイライトセービング
2.鳥の鳴き方が変わってきた
3.花粉を感じ始めた
4.St Patricks Dayが近くてスーパーに行くとやたら緑xギネス
5.メープルが樹液(サップ)を流し始めた(二月下旬ごろから


帰宅時にまだ明るいというのは結構精神衛生にプラスの効果があるよね、というのをよく同僚とも話します
これは本当に嬉しい。得している気分になります。春は時計の針が一時間進むので損ですが(笑)NYの冬はまだ続くが、春もすぐそこだ!

 

tikitikis.hatenablog.com

 

 

鳥の鳴き声は朝かなりにぎやかになってきました。
リスも結構外に出てき始めて、追いかけっこしてるし。

春よーこい。でも色々スローダウンして自分の時間が持ちやすい冬、まだ続いてほしい気もする(笑)

tikitikis.hatenablog.com

 

 

そして花粉は薬局にいた時は顕著に処方量の増加で感じられたのですが
今年もきっと増えてきたころじゃないかな?
最近たまにレボセチリジンをのむ頻度が増えてきました。

tikitikis.hatenablog.com

 

先日Wegmansに行くと店中セントパトリックスデー仕様でした
緑!ギネス!コーンドビーフ!
正直コーンドビーフの食事はそこまで好物ではないけれど
ソーダブレッドは大好きなので、今年もまぁ作るかね。

 

tikitikis.hatenablog.com

 

ダーク系のビールは甘めなのが多くてあんまり好きじゃなくて、ギネスもそんなに美味しいと思わないんだけどね・・・
ダークで美味しい!と感動したのはLucky HareのMilkMilkとZero Gravity (VT)のスタウト。Zero Gravityやアルケミストとか良いブルワリーが多いヴァーモント、また行きたいと思うのに結局行ってない・・・今年の秋はいけたらいいな~

 

そしてNYといえばメープルです。
え、メープルはカナダ?
まぁそうなんだけど、この一帯ね(雑)、NYもメープルシロップが特産です。

 

↓アイビーリーグのコーネル大学もメープルに関する授業や商品があったりします

コーネルのシンボルのマグロータワーが可愛い

blogs.cornell.edu

cornellbotanicgardens.org

 

メープルシロップはメープルの樹液(サップ)を煮詰めたもので、煮詰め続けるとシュガーになります。

 

アメリカ先住民にとってメープルサップは薬。

 

NY~カナダの寒い冬は先住民にとっても厳しい季節で、誕生日を持たなかった彼らにとって、年齢とは「何回冬を越したか」というもの。


農耕に頼れない冬、狩猟が主な食糧元ですが、赤肉中心の食生活は体への負担も大きく、寄生虫などのリスクもあり体調を崩すことが多かったとか。


そんなとき、メープルサップを鹿が舐めていることからヒントを得て試したところ、体がクレンズされ、体調が回復したとか。

 

それ以来メープルサップは彼らにとって非常に重要な薬であり、また厳しい冬の終わりが近づいていること、という春を告げる自然からのシグナルの一つとして重要視されています。

 

現在でも、メープルサップ・シロップは彼らの春のセレモニーにとって最も重要な役割。


NY州のフィンガーレイクス地方を中心とした大部分に住んでいた先住民は、ホディンソーニ(英語ではイロコイやSix Nationsとも呼ばれるが、それは開拓側が勝手に読んでいる呼び名)と言います。

 

西はナイアガラ、東はアルバニー・ハドソンバレーのあたり。

北はカナダのケベック周辺、南はペンシルベニア北部までに及びます。


その中でもイサカやCayugaレイク周辺にいた部族がガイオコーノ(Gayogohó:nǫˀ)です。

 

ホディンソーニの考えでは季節は二つのみ。寒い時期と暖かい時期です。
この二つの時期はどちらも「風」により分けられます。日本でいう春一番のような風が春を運んできて、冬、寒い時期が終わる。

 

↓関連する単語も載せてます

tikitikis.hatenablog.com

 

春の初めは暖かい風が地球を起こすことから始まります。


地球の目覚めとはつまり緑や生き物が戻ってくること。

その目印となるのもやはりメープルの樹でした。ガイオコーノでは早春のことを「(メープルの)芽が出てくる(時期)」という言い方をします。

 

日本でも季節の移り変わりを自然の中に見出して

それを月の名前や季節の名前に使いますね

やっぱり似てるんだよなぁ~

 

 

そういえばニューヨークに来るまで、メープルシロップにも旬?があるなんて

考えもしませんでした。

熟成とかもあり、それはそれでコクがあるのが美味しいけど

春先のフレッシュなメープルシロップを味わうのもNYの醍醐味かも。

 

 

 

今日もここまでお付き合いいただきありがとうございました。

よろしければ励みになりますのでクリックをお願いいたします♡

にほんブログ村 海外生活ブログ ニューヨーク情報へ