こんにちは
先日はアトランタの事件だけでなく個人でもちょっと嫌なことがあって、珍しくESLも休んでしまいました。
tikitikis.hatenablog.com
それに加え、昨日のBoulderでのシューティング・・・
アメリカでは日常茶飯事さながらシューティングは起きているんですが、多くは行ったことない場所の名前も知らない街 (それでも事件自体はショックなんですが)
が、今回は好きな街の一つ、Boulder。。。
Boulderは以前夫と最初の旅で立ち寄った街
コロラド大学があり、とても可愛らしい&自然豊かでどこかIthacaに似たような住みやすそうな町で、すごく好印象でした。
今回はコロラド大学も遠くない場所での事件で、若い人も犠牲になったとのこと。
心が痛みます。
こちらの犯人は現在治療中で、もうすぐjailに移送されるそうですが
被害者とその家族友人の方、巻き込まれてしまった方、地域の方の恐怖・トラウマを想うと怒りと恐怖を感じます。
特に、今朝の女性の警察官でしょうか、涙ぐんでいるような様子ですべての被害者の名前を読み上げていらっしゃって、見ていてつらくなりました。
一日も早く、平和で美しいBoulderに戻ってほしいです。
そしてやはり今物議を醸しているのがアトランタの襲撃。
犯人の行動、多くの方が犠牲になってしまったことは一番の衝撃・悲しみですが
やはりその後の (元) spokesmanの発言が相当ぶっ飛んでますよね。
ニュースで見てしまったときは本当に呆れたというかもう怒りを通り越・・・いや、、、はぁ??? (混乱) 私今20世紀とかにいるのかな??
さらに、18日にはこんなことも起きていたようです。
関連用語
- free speech
- rebuke: 強く非難する、叱責する
- rhetoric
- rampage: 凶暴な行動、暴力事件
- cancel culture
- GOP ⇔ DEM
- veer off: 方向転換する
- stigmatize
これは3/18に行われた議会でのAnti-Asian discriminationに関するヒアリングでのこと (このヒアリングはアトランタシューティングよりも前から予定されていたそう)。
いうまでもなく、COVIDを「きっかけ」にして2020年3月以降アジア系をターゲットとしたヘイトクライムが表在化・激増している。これに大きく加担しているのが政治家やメディアなどによるプロバガンダだ。バイデン大統領はアジアパシフィックに対する人種差別に対して立ち向かう姿勢を強調している。
そんななか・・・
共和党議員Roy氏は中国共産党などを「bad guys」と言い捨て、中国共産党の様々な行動を批判した。
これに対して、後に民主党議員Meng (中国系アメリカ人) 氏らからは「あなたたち (共和党) の大統領 (トランプ) や党や同僚がある特定の国の問題を語るのは構わない、ただ、アメリカ中の私たちの同胞、私たちの祖先、私たちの子供たち一人一人をターゲットにするのは許されないことだ」と涙ながらに批判。
さらに、Roy氏はBad guysは法の下に制裁されなくてはならない等語った後、
I think there's an old saying in Texas about — find all the rope in Texas and get a tall oak tree.
と言い放った。
(・・・ドン引き)
これはご存じの通り、19世紀後半、黒人奴隷はアメリカ南部中心に実際に木につるされてリンチされていた過去のことを示しています。
※もちろんこんなSayingはTexasにはなく、Texasの人からも猛反発!
Roy氏はこれはWillie Nelsonの歌詞だと言っています
Grandpappy told my pappy, back in my day, son
A man had to answer for the wicked that he done
Take all the rope in Texas find a tall oak tree,
Round up all them bad boys hang them high in the street
For all the people to see
Roy氏の発言は波紋を呼び、多くの批判が寄せられているが未だに"No apologies"だそう
・・・中国共産党についてはコメントを控えますが^^;
このタイミングで!?
アメリカ中のアジアンコミュニティが恐怖と怒りと悲しみに沈んでいるこのタイミングで???
そして黒人 (アフリカ系アメリカ人) にとってもアメリカという国家にとってもおぞましい歴史をメタファーにするか???
先週、今週とショッキングな事件が立て続けに起きて
アメリカという国の問題を改めて感じてしまいました
移民問題とそれに端を発する人種差別や事件はフランスでもかなり大きな国家問題で
滞在中も移民についてほぼ毎日考えていました
「やっぱりアメリカは怖いね」
「やっぱりフランスはテロが危ないね」
日本からみると今はそうかもしれない
けど、完全に対岸の火事、ではないですよね。将来
今日もここまで読んでいただいてありがとうございました。
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