Rue de Condé

都会から田舎へ -NY Finger Lakesでの生活-

アメリカで就活/TED talks/挫折や深みのある人生?

こんにちは

Green Cardの目途が立ってきたので、アメリカでの就活を再開しはじめました。

(GC申請後、EADがすぐ来るかもと思い、一度就活準備 -resume, cover letter作成- をしました)。就活についても記事にする予定ですが、今日はまずTED talksから就活/HR関連の興味深いトークを見たのでシェア&英語表現の勉強をしていきたいと思います。

 

【EAD: アメリカで働くための第一歩】

私はGreen Card申請の時にEADも同時申請しました。その場合は申請料はかかりません。EADのみを申請する場合は個別の申請料金がかかります。アメリカはビザの種類で労働に関する条件が全然違うので、今回は省きます。

www.uscis.gov

 

Green Card関連については以下の記事をどうぞ

 

【TED本編から学ぶ英語】

今回はいつもよりやや長めの10分ほどの動画ですが、非常に聞き取りやすく、内容もとても良かったので是非お勧めします。

www.ted.com

"scrapper"

戦士、喧嘩好きな人、ボクサー

 

"on the flip side"

その一方で、逆に

on the other hand などと同義ですが、このon the flip sideは文章では見ないような気がします。口語的なのかな。flipはひっくり返すとか裏側という意味なので、イメージしやすいですね。

flip-flopという表現がシーソー (seesaw) が上がったり下がったりする様子を表すことにも使われます。ここから、バランスや方向の転換を表す際に使われることがあります。そして、意見などをコロコロかえることなども意味します。さらに、理系の様々な分野で「flip-flop model」などと使われるのを見たことがある方も多いかもしれません。

 あと、ビーチサンダルのこともflip-flopと言います。昔この意味を知らずに、海外の友達から「私家ではflip flopをはいているから、親指が分かれている靴下が良いんだよね」と言われて、一瞬「?」となったことがありました。

 

"A remarkable and counterintuitive phenomenon has been discovered"

⇒ counterintuitive

直感的ではない、直感ではわからない。counterは「反対の」という意味の接頭語なので、intuitiveとすることで直感的なという意味になります。直感はintuitionです。

本能的 (生まれつき) な勘はinstinctiveという異なる単語になります。なんだか似ていてややこしいですが・・・

 

"goes on a sojourn to India"

⇒ sojourn

(短期) 滞在。tripやvistと同じですがちょっとファンシーな感じ??私は個人的にはまだ会話で聞いたことないかも。フランス語ではséjourで同じく滞在という意味になります。

 

"and to top it off"

⇒  (and) to top it (all) off 

そのうえ、何よりも、挙句の果てに

一般的にunusualなことを話していて、さらにほかのunusualな事柄を述べるときに使われるようです。因みに、アメリカ英語ではallが入らない場合もあり、to top it offの形ですが、イギリス英語ではto top it allとoffを抜くようです。

英語でよく思うのは一つ一つの単語は超基本なのに、組み合わせで意味が色々と変わってくることが多くて、シンプルなものほど混乱することがあるなぁということです。

 

"(...) to fend for himself"

⇒ fend for oneself

自力で生きていく、何とかやりくりしていく。また、fend off + Objでかわす、回避する、受け流す、免れるという意味になります。phrasal verbeも英語の混乱要素・・・

 

"His commitment to his education was unwavering (...)"

⇒ unwavering

ゆるぎない、動揺しない、確固とした

unも「~ない」という否定の意味ですので、waveringで迷い、躊躇、ためらいなどの意味になります。

 

"(...) several muggings (...)"

⇒ mugging

路上強盗。一般的に強盗はrobberとかrobbing、スリはpickpocketです。

 

"I carpooled across two bridges"

⇒ carpooled

相乗り。アメリカの人気番組?でcarpool karaokeというものがありました。

www.youtube.com

 

"(...) and not dwell on my past"

⇒ dwell

居住するという意味ですが、口語で用いられる場合は「囚われる」とか「くよくよする」という意味になります。dwell on somethingで何かについて多くの時間を費やす/考える/話すという意味になります。なので「過去に囚われるのはやめよう」、とか「過去についてくよくよ悩むのはやめよう」という時にはこの動画のような使い方でlet's not dwell on the pastと言います (Cambridge Dictionary例文)。

 

"outperform their peers"

⇒ outperform

(同じような集団・ものの中で) より優れている

⇒ peer

仲間、同僚、同世代。peerというと"peer reviewed (査読済み)" でも使われるように「よく見る、精査してみる」という意味を浮かべましたが、こういう意味もあったんですね。Cambridge Dictionaryの説明と例文を貼ります

person who is the same age or has the same social position or the same abilities as other people in a group:
Do you think it's true that teenage girls are less self-confident than their male peers?
He wasn't a great scholar, but as a teacher he had few peers (= not as many people had the same ability as him).

 

 

いかがでしたでしょうか

今回の動画では完ぺきな履歴書の人生を歩んできた人をsilver spoon、一見つぎはぎだらけのようにみえてあまりうまくいっていないように見える人をscrapperと喩えていました。

resumeやcover letterって難しいですよね。書いているうちに慣れてくるけど、なんか薄っぺらいんだよな、といつも自分で思ってしまいます。

自分でそう思うってことは、HRの人や今まで何人も採用経験している側からしたらもうペラペラよね・・・

 

挫折とか逆境とか、正直ほとんどなく生きてきたんですよね。私は今まで受験も受けたところは全部現役で受かって (小学校受験は落ちたな笑)、国家試験も、

、よく考えてみると挫折という挫折を味わっていない。勿論自分なりに相当努力や我慢をしたし、それは誇れることではあると思うし (TED内でもsilver spoonについて勿論批判はしていない)、今の学歴日本社会では履歴書を見る分には悪くないと思うんです。研究助成では何度も不採用になってすごく悔しかったし、それをバネにして頑張って、いくつか採用になってブランクなく留学もした。そんな程度の逆境。挫折というには程遠い。

 

ただ、今までまっすぐ進んできた道をすこし変えなければいけない岐路に立って、「私が誇れることって何なんだろう」「私の強みってなんなんだろう」「他人より私を選んでもらえるようなポイントは何なんだろう」と思うようになりました。

一生懸命生きてきたつもりの人生が、深みのない人生のようにも見えてしまう。別に何も考えずに進んできた道ではないけれど、それでも十分じゃなかったのかな。なんて。

皆が大学や大学院で就活しているときに、ポスドク留学のほうに全力だったので、そういった自分について考えるということをしてこなかったツケ?が来ている感じです。

アメリカや海外でボランティアやインターンが当たり前だったり、大学始める前に一年間「自分探し」をするのもアリだったり、というのは凄く良いなと今更ながら思います。

今までの中学高校大学はその時々で必死だったし、その姿勢とかは大事なんだろうけど、もう少し回り道してもよかったのかもしれない。

今はそういう意味で、立ち止まってよく考えろよ、って言われているのかもしれない。

 

・・・と、いうことにしてGreen card待ちをしのいでいます 笑。

 

Green Card待ちの間にリモートワークの他にやっていることは以下の記事をどうぞ

tikitikis.hatenablog.com

 

 

 

 

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