最近映画をたくさん観た/オスカー
こんにちは
最近映画を一気にたくさん(?)観ました
うち2作品はつい先日のオスカーで賞を受賞していました。
あんまり賞とかは気にしてみないけど、うち一つは納得。
- 【Everything Everywhere All at Once】
- 【The Whale】
- 【Un Beau Matin (One Fine Morning)】
- 【Where Crawdad Sings】
【Everything Everywhere All at Once】
ジャンル;SF、コメディ、アクション?、家族
言語;英語・中国語
個人的評価;★★★☆☆
去年薬局で働いていた時に薬剤師さんから超お勧めされたもの。
見てなかったんだけど、身近で二人(彼と夫の同僚)から「二回見た!」とのゴリおススメを受けていたので気になってはいた。
ただ、トレイラーを見ても特にひかれなかったのよね。
そういえばオスカー最有力ということで、話題に再び上り、夫と観ました。(受賞)
テンポが凄い早い。シーンの切り替わりが凄い。映像は結構凝っている。
「どういうこと?」ってなって把握するまでにちょっと時間がかかった(笑)
エブリシングベーグルでちょっと吹き出した。というかJoyのシーンはかなりいい。
結構笑えるシーンおおかったな。うん、Joyがすっごくよかった。
Joy (Stephanie Hsu) の英語とか声すごい好きだなー
やっぱりアジア系アメリカンの英語は聞きやすいです。低めの声好き。
James Hong、Seinfeldの中華料理屋のイメージが強すぎて笑った。
演技はとても良かったですが、ストーリーは個人的にはまぁまぁかな・・・
【The Whale】
ジャンル;ドラマ、家族
言語;英語
個人的評価;★★★★★★★(あれMax★5つでは?(笑))
こんなに痛々しい、悲しい、つらい気持ちになったのは久しぶり・・・
主人公のチャーリーは見るだけで悲しくなるような超超超肥満(特殊メイク凄い)
8年前に8歳の娘と妻をおいて、"ボーイフレンド(アラン)"と家を出て新しい生活を始めるが、アランの自殺をきっかけにチャーリーは過食性障害となる。超高血圧、心不全、窒息状態・・・チャーリーの体は限界に達していた。
オンラインで大学生に英語(国語)を教えるが、常にカメラはオフ。
カートがないと動けないこともあり(アパートの二階に住んでいる)、必然的に引きこもりで、交友はアランの妹でナースでもあるリズのみ。
そこに、トーマスという青年が現れる。
New Lifeという宗教団体の活動の一環で来たというトーマス。ちょうどチャーリーが心臓の発作を起こし、救急車を呼ぼうとするトーマスに、チャーリーは「救急車は絶対に呼ばないでほしい、その代わりにこれを音読して聞かせてほしい」と、あるエッセイを渡す。
トーマスが所属しているといったNew Lifeは実はリズの育ての親の運営する宗教団体だった。
リズとアランは教会グループからも距離を置くいたが、アランの自殺はこの過去が大きく関係しており、リズはそれを強く憎んでいた。ーーーリズはことあるごとにチャーリーに近づくトーマスに、もう来ないでほしい、あなたには、神にはチャーリーは救えないんだと強く伝える。
・・・
チャーリーの過去
トーマスの過去
リズの過去
エリー(娘)とマリー(元妻)
超悲しくて絶望的なのに、当のチャーリーはめっちゃピュアでお人よしでポジティブ思考。つらいー
でも、物語の途中でチャーリーがもう自殺的に暴食するシーンがあるんですが
変なグロイ映画とかよりも全然見ているのがつらかったです・・・
エリーもマジでなかなかの演技で、かなり癖のある悪ガキビッチなんですが
最後大号泣した・・・
チャーリー!!!!!!!!!!!!!!
今思い出して書いてるだけで涙出てきた・・・
最初のシーンのトーマスの疑問の答え合わせ!
これは本当にすごいパワフルな映画でした・・・はぁはあ
オスカー主演男優賞、超絶大納得
役者すごい
私生活で色々大変だったようですが
これは受賞、だよねぇ・・・素晴らしかったです。
日本では公開は四月なんですね!
是非観てほしい・・・です!!!!!!!!
【Un Beau Matin (One Fine Morning)】
ジャンル;ドラマ、介護、家族、恋愛
言語;フランス語
個人的評価;★★★★☆
はい、大好きレア・セドゥ♡
今回はフランスの映画でレアのフランス語がたーっぷり聞けるよ♡
翻訳・同時通訳家のサンドラはシングルマザー。認知症の父(元哲学教授)がいる。
仕事に子育てに介護にと、恋愛シーンからは遠ざかっていたサンドラ。
そこに昔の友人クレモンが現れ・・・
恋愛パートはまぁ微妙だったんですけど(フランス映画ーって感じ
お父さんとのシーンが凄くよくて・・・
お父さんが今のパートナーのレイラと一緒の時の表情が愛にあふれていて素敵なんです。
それにしてもレア・セドゥ様、今回も脱いでます。
いつも大体ばーんと御脱ぎになられる(敬語おかしい)
こんなにショートが似合う人なかなかいないわ~ホント好き
一時帰国したときにおばあちゃんに会いに病院に行ったんですが
それと重なってなんか泣いちゃいました。
つらいよね
(おばあちゃんは認知症ではないけど)
お父さんの日記をみつけて(そこからタイトルも来ている)、それも泣けた(ありがちな演出なのにまんまと・・・)
つらくてサンドラがクレモンが
「もしこのままずっと私のそばにいられたら、もし私が同じような病気になったら、お願いだから私を、進行する前に逝かせてね」というシーンがあるんですが
涙腺崩壊(´;ω;`)
涙もろいんです
介護ホームでボランティアがきてみんなで歌を歌うシーンとかあるんだけど
この歌のチョイス・・・Mon Amant de Saint Jean・・・完全にサンドラの立場と一緒ね、惚れた弱みでしょうか。わかってるのに。はぁ、すごい、フランスっぽい歌。
いろんなアーティストがカバーしてますが、どれもノスタルジックで、アンニュイな感じがフランスっぽい。やっぱりシャンソンはバリバリのRの発音がよく合います・・・
でも、このシーンの時ってもう、あれ?
と思うとちょっと疑問も残ります。
最後のほうはちょっと雑な感じがしたんですが
語られない部分は色々と見る側に想像を任せるタイプでしょうか
【Where Crawdad Sings】
ジャンル;ドラマ、自然、ミステリー
言語;英語
個人的評価;★★★★☆
これは本がすごく気になっていたんですが(ズーロジストPhDのフィクションで、著者の他の本も気になっています)日本に一時帰国したときの飛行機にあったので観ちゃいましたーーーーーーー
ストーリーは★3くらいかな~本が気になります。
もっとミステリー色が強いのかと思っていたので、あれ?というかんじ。
でも、映像が本当にすごくきれいだったり、ラストは結構よかったので4つ
もっと見た気がするが・・・
とりあえず四作品~
アメリカに住んでいいことの一つは
やっぱり映画がすぐにみられる!ということでしょうか
でも、最近はネットがありますからね。日本にいても、どこにいても、どの国の映画も割と簡単に観ることができて、便利な世の中です。
でもやっぱり映画館で見るのはいいですよね。
CDを買ってきて、家に買ってわくわくしながらプレーヤーにかけて聞く時のような
キラキラとしたドキドキ感があります。
コロナで最後までなかなかオープンできなかったビジネスの一つが映画館
イサカのダウンタウンの映画館(チェーンではない)はみんなに愛されていて
みんな心配したんですが、なんとか続けてくれていて嬉しいです。
(モールにあるリーガルシネマ、チェーン、は親会社の倒産でクローズか?と思われましたが、今のところはオープンのままのよう。ふう。あとはコーネル大学の映画館があります)
今日もここまでお付き合いいただきありがとうございました。
よろしければ励みになりますのでクリックをお願いいたします♡