ウェス・アンダーソン監督最新作を観てきた
こんにちは
昨日、ウェスアンダーソン監督の最新作を映画館で観てきました。
映画館で映画を観るのはかなり久しぶりで
映画館ならならではのキラキラとしたワクワク感を感じました。
ネタバレはないです~
【ウェス・アンダーソン監督】
アメリカTX出身の映画監督。大学は哲学専攻だったそうです。
以下Wikipdiaからフィルモグラフィーですが、有名どころはやはり『グランドブダペストホテル』『ダージリン急行』『犬が島』あたりでしょうか。
Year | Title | Distributor |
---|---|---|
1996 | Bottle Rocket | Sony Pictures Releasing |
1998 | Rushmore | Buena Vista Pictures |
2001 | The Royal Tenenbaums | |
2004 | The Life Aquatic with Steve Zissou | |
2007 | The Darjeeling Limited | Fox Searchlight Pictures |
2009 | Fantastic Mr. Fox | 20th Century Fox |
2012 | Moonrise Kingdom | Focus Features |
2014 | The Grand Budapest Hotel | Fox Searchlight Pictures |
2018 | Isle of Dogs | |
2021 | The French Dispatch | Searchlight Pictures |
TBA | Asteroid City | TBA |
ウェス監督作品は「おなじみ俳優陣が出演」することが特徴の一つとなっていますが、今回もなんとも豪華な俳優陣でにやにやしました。
また、今回のTh French DispatchはフランスのAngoulêmeという小さな田舎町で撮影が行われ、フランスの俳優陣も多く出演するなどフランス大好きな私にはよだれ (レア・セドゥ大好き)
【The French Dispatch】
ざっくりあらすじ
今回の映画は、The French Dispatchという架空のアメリカの雑誌の最終号 -編集長の突然の死で、その遺言によりThe French Dispatchは廃刊となることに- の中の三つのストーリーが語られる。これらの三つのストーリーは、かつてThe French Dispatchの過去の号で取り扱ったもの・・・。
因みにこのTh French Dispatchがある架空のフランスの街の名前が "Ennui (フランス語で退屈というような意味)" なのも地味に面白い.
主な豪華キャスト (Wikiより拝借・編集)
The French Dispatch office
- Arthur Howitzer Jr. (Bill Murray)
the French Dispatchの編集長。モデルとなったのはHarold Ross (The New Yorkerの共同創設者。エンドロールに注目!クスっとします)。常連俳優。
- Herbsaint Sazerac (Owen Wilson)
the French Dispatchのトラベルライター (自転車でEnnuiの街を周る), モデルはJoseph Mitchell (The New Yorkerのライター)。彼も常連。また、『ミッドナイトインパリ』や『インターンシップ』でも主演で、人気の俳優さんですよね。
- Hermes Jones (Jason Schwartzman)
the French Dispatchのイラスト担当。常連俳優。
The Concrete Masterpiece – 第一部: コンクリートに描かれたマスターピース
- J.K.L. Berensen (Tilda Swinton)
記事を書いたライター
- Moses Rosenthaler (Benicio del Toro)
第一級の殺人罪で服役中のアーティスト。プエルトリコ出身の俳優さんなんですね。若い時のMosesは、『ザグランドブダペストホテル』でおなじみ、Tony Revoloriが演じます。出番が多くなくて残念だけど存在感ばっちりです。
- Julien Cadazio (Adrien Brody)
画商 (Lord Duveenがモデル)。彼も好きだから嬉しい!
- Simone (Léa Seydoux)
監獄守かつMossのミューズ。
レア・セドゥ大好きすぎて、ずっと見てたい。
彼女の独特のまなざし、透き通るような肌、フランス語。すべてがなんだか脆い美しさ。La Vie d'Adèle (『アデル、ブルーは熱い色』) での衝撃、『ロブスター』での冷徹な演技、もう何でも素晴らしい。『Journal d'une femme de chambre』は映画自体はまぁまぁだったけど、レアにくぎ付け。正統派の超美人とかではないのに、魅力が凄い。
Revisions to a Manifesto – 第二部: マニフェスト"修正版"
1968年フランスで起こった、学生が中心となった運動 " Mai 68 (May 68)" を書いた記事にインスパイアされたストーリー
- Lucinda Krementz (Frances McDormand)
記事の担当ジャーナリスト (学生運動を担当)
- Timothée Chalamet as Zeffirelli
学生運動メンバー。ジュリエットのボーイフレンド。
はい、みんな大好きティモシーシャラメ!はい、好き!
『Call Me By Your Name』で一躍有名俳優になった、英仏バイリンガルイケメン。
『Lady Bird』でもSaoirse Ronanと共演していましたが今回は同じシーンでの共演はなし。
フランス語でのセリフがなかったのは残念過ぎるけど、こんなに綺麗にタバコ吸う最近の役者さんいる?ってくらいセクシーだった (喫煙反対だだけどw)。Call Me~の時に比べてぐーっと大人っぽくなりましたね (どこのおばちゃんのコメントよw)・・・美しい
- Mrs. B (Cécile de France)
え、ちょっとまって今wikiで知ったけどセシルドフランス出てた? セシルドフランスって気づかなかった・・・ってありえないわー(;´∀`)
セシルドフランスと言えば『L'Auberge Espagnole』シリーズや『Le gamin au vélo』などフランス映画で重要な女優さん。なぜ気づかなかったんだろう (ティモシーに気を取られすぎ). あぁ自分残念過ぎる。
The Private Dining Room of the Police Commissioner – 第三部: 警部補のプライベートダイニングルーム
- Roebuck Wright (Jeffrey Wright)
フードジャーナリスト (James Baldwin A. J. Lieblingがモデル)
- The Commissaire (Mathieu Amalric)
警察官。子供を誘拐される。『ザグランドブダペストホテル』の印象が強い素敵な俳優さん。またウェスアンダーソン作品でみれて嬉しい。
- Stephen Park as Lt. Nescaffier
名前www 警官兼シェフ。好き。いい味出してます。
- Albert the Abacus (Willem Dafoe)
囚人、『ザグランドブダペスト』!こちらもシーン少な目で残念。
- Principal Showgirl (Saoirse Ronan)
誘拐犯グループの一員。大人気な女優さんですよね。勿論『ザグランドブダペスト』にも出てました。私的には『Broocklyn』が好き。『Lady Bird』もよかったです。見てないですが『Little Woman』にも出てましたね。
こちらも出番少なくて残念だけど、ある意味いいバランスなのかもしれません。
【なんでThe New Yorker/感想】
アンダーソン監督は10代のころからの大ファンで1940年代以降のコレクションがあるそう!The Nw Yorkerファンも違う視点から楽しめそうです。
感想は、「ウェスアンダーソンだったなぁ」というかんじ。
映画を観るだけで、瞬時に監督が分かるって凄いよね。
欧米映画ではあまりない「間」や「ぎこちなさ」「あ、ちょっと困ったな、どうしようかな」というような表情や滑稽さ、
クスっとしてしまうような演出・セリフ (最後のシーン好き)、
こだわりの演出、
そしてやはり豪華な俳優陣 (常連も新たな俳優陣も)
終わった後も、つい何度も思い返してしまう。
私は好きだったです。
久々に映画館で見て
やっぱ映画館いいなぁと思いました
みんなで笑ったり。
来月中旬は『天空の城ラピュタ』を観てきます!
(ジブリフェスとして秋にジブリ作品が劇場公開される。今年はハウルとラピュタとトトロ)
何度も何度も見てるけど、劇場で見るのは初めて。
大スクリーン、大音量で久石譲とジブリの美術を観れるのが楽しみ。
では今日はこの辺で。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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