こんにちは
今回もTED talksから短い動画です。
最近特によく耳にするAIやmachine leraningですが、実際いまいちよくわかっていなかったのでgeneralな動画から学んでいこうと思って見てみました。
【動画・話者背景・イントロ】
今回の話者のAnthonyさんはKaggleというプログラミングプラットフォームの共同創設者だそうです。Kaggleって聞いたことあったかも。
私は研究で少しだけRとMATLABを使う機会があったんですが、最低限しか使っていなくて、今思うともったいなかったな・・・ただPhytonなどのほうが汎用性があって、所属していた研究室もそっちに今はシフトしようとしているみたいですが。
求人などを見ていても、Phytonを使えると今後良さそうとよく思います。
講義やウェブツールなどもあるので、勉強してみようかな。(Kaggleでも学べるみたい)
イミテーション・ゲーム (映画・本)
Tomasz MikołajczykによるPixabayからの画像
私はアラン・チューリングを描いた本・映画"The Imitation Game"が大好きです。チューリング自身の最期は悲しいですが、演技もシナリオも素晴らしいと思いました。本もおススメです。プログラミング関連でちょっと思い出しました。
The Imitation Game Official International Trailer #1 (2014) - Benedict Cumberbatch Movie HD
【本編からの英語表現】
"But this sort of cross-pollination happens for each of us in small ways (...)"
⇒ cross-pollination
他花受粉。そこから転じて異なる分野などの相互作用を意味する。
意味を知らなくてもイメージできそうですが、実際にサラッと自分の会話で使えたらかっこいい。相互作用というとinteractionとかがまず浮かんだんですけど、やはり同義語を知って繰り返しを避けられるといいですよね。
"(...) and they're going to read boilerplate from legal contracts"
⇒ boilerplate
えっ、ボイラー板?なんのこっちゃと思ったんですが
鋳型・印刷のための鉛版という意味から、定型文、決まり文句、ひな形、常套文といういみになっているんですね。Cambridgeの例文も引用します。
writing that has been used before many times with only very small changes:
-She displayed her boilerplate politically correct attitudes on race, free speech, and peace.
コピペされたような文とか、使いまわしの文というかんじでしょうか。確かに契約書などはもう決まり文句ばかりですよね。下のほうはありふれた・ありきたりな、というようなちょっとネガティブな感じですね。
"They're going to be needed for complex tax structureing, for pathbreaking litigation"
⇒ litigation
訴訟、起訴
訴訟というとlawsuit, prosecution, accusationという言葉を思い浮かべたのですが、lawsuit (=suit) はどちらかというと民事訴訟について使われるようで、litigationは民事だけでなく刑事も使われるそうです。うーん、でも法律は全くの専門外で違いがよく分かりません。(accusationは弾劾するというイメージ) そこで、C.D.さん聞いてみました (一部編集あり)。
Okan CaliskanによるPixabayからの画像
litigation
- You were told there might be grounds for litigation but the cost would be prohibitive considering the small amount involved.
なんか例文コストの話ばっかり?だけど、説明では「プロセス」自体を指すよう。
lawsuit
The lawsuit is aimed at protecting this species of salamander.
こちらは問題そのものを焦点としているのかな。やはり民事ですね。
prosecutin (The~で検事の意味も)
こちらもlitigationと同じく行動やプロセスそのものを指すようです。刑事も民事も使われるみたいですね。
・・・と色々調べたんですが、結局「普段の会話では私からは使わなそう笑」と思い至りました。sueで十分かな?日本語でも「民事訴訟が」とか普通は会話で言わないし「訴えた」とか簡単な言葉でいうよな、と。
ただ、こういう言葉って、ニュースとか会話の中で出てきたときに知っていると話の内容がより鮮明になるので、個人的には知っておきたいなという感じです。
J'ACCUSE (An Officer and A Spy, 映画・本)
ちなみに、accuseといえば、2019年にロマン・ポランスキー監督のフランス/イタリア映画"J'ACCUSE (私は弾劾する)/英題An Officer and a Spy"を観ました。当時フランスでもかなり話題になっていました。
↓予告編
J'ACCUSE Bande Annonce (2019) Jean Dujardin
実際の事件 (”ドレフュス冤罪事件” - 反ユダヤ主義の時代の話。フランス陸軍大佐が実はユダヤ系で、スパイ容疑をかけられる。エミール・ゾラがそれを弾劾する) を題材とした本 "An Officer and A Spy (2013)" の映画化なんですが、ちょっと内容が難しくて、予習してから見ればよかったと後悔しました。絶対もう一度観ます!。
【その他の英語】
- diabetic retinopathy: 糖尿病性網膜症。糖尿病はDBともいいます。
- ophthalmologist: 眼科医
眼科医、難しすぎ 笑 普段はeye doctorで十分OK
ophthalmo-で目という意味のようです。opticが付く目の関連用語も多いですが、こちらはギリシャ語optos (見る) からの派生だそうです。opticianは検眼医 (技師) ですね。フランス語でも「眼の」という時にはoptiqueです。
脳神経系の専門用語でoculomoter (動眼神経のとか眼筋運動の) とかEOG (electro-oculogram, 眼電図) のように"oculo-"がつくこともあります。
関係ないですが、語源を調べる前にophthalamoと見た時"thalamus (視床)"が関係しているのかと思いました。
thalamusは脳のcortex (皮質) に包まれた部分の部位の総称で、生理的なことに関する制御に特に関わっています。このthalamusという言葉の語源は”inner chamber, sleep room (=bedroom)"とのこと。
いかがでしたでしょうか
今回もここまで読んでいただいてありがとうございました。
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