Rue de Condé

都会から田舎へ -NY Finger Lakesでの生活-

ウクライナーーー知り合いの心温まる話

こんにちは

 

先日ちょっと職場でいろいろストレスたまりすぎて

我慢していたこと全部マネージャーに話して

今でもくすぶってるんですが

 

その一方で

友人から涙が出そうになるくらい

こころ温まる話をきいたので

 

今日はそっちをシェアさせてください

木蓮が咲き誇ってきた

友人はイサカのあるお店で働いています

彼女は実はネイティブアメリカン、ガイオコーノで

バッファローで育ったのち、

セネカフォールズに移り

去年イサカに移住

 

ガイオコーノってなに?

と思った方はこちらもどうぞ

(もっといい記事を近いうちに書きたいけど今のところこれ・・・)

 

 

ある日彼女がお店で働いていると

ある若い女性がレジに来た

 

女性は英語をほとんどうまく話せないけど

彼女は我慢強く懸命に理解しようとした

(友人にとっても英語は第二言語なので、気持ちがわかるのだ)

 

彼女はとてもコミュニケーションにたけているので

色々彼女からも質問をしたところ

「ついこの前ウクライナから逃げてきた」

そう・・・

 

不安でいっぱいだったんだろうな、

友人と話すうちに我慢していた気持ちがあふれたんでしょう、その女性は泣き出し始め

「英語もあまりわからないけど、生きるためにはタラかないといけないけれどどうしていいかわからない」と

 

友人はボスに話しに行き連絡先を渡し

応募してみてと話した

また、彼女の連絡先もわたして

困ったときは連絡してね

と伝えたそうだ

 

 

 

イサカ ーーー イサカがまだイサカじゃなかった先住民の時代から

ガイオコーノはホディンソーニ (イロコイ、NY先住民の六民族の総称) の中でも

南から逃げてくるほかの民族を受け入れる移民局のような役割だったそうだ

 

その場に一緒にいたもう一人のガイオコーノの先生も

「イサカにはそういう力が昔からあるんだ」

と言っていた

 

 

私も友人に無料で受けられるサポートの話をした

例えば英語教室は英語だけでなく、就職のサポートもしてくれるし

なによりスタッフが素晴らしい

生徒もコーネル関係が多いからか、町の規模の割に世界中からいろんな人がいる

 

 

故郷を離れねばならず

きっと家族も一緒じゃないんだろう・・・

こんな田舎で辟易していると思う

でも、イサカは本当に優しい街

多くの人がほかの人のことを心から気にかけている街

(もちろん悪い人もいるけど・・・)

 

 

心の傷は何十年も癒えないだろうけど

イサカでよかった

と、その女性が安心できる日が一日も早く来るといいなと思う。

 

春は雪解けで渓谷がとても美しい。野生化したレンギョウも美しさが一際。

 

ウクライナのために

ウクライナだけじゃなくてこういう理不尽な理由で国を離れなきゃいけない人のために

正しくお金やサポートが届いてほしい。

 

 

我が家のチャイブも春になるとどこからともなく戻ってくる

松永絵菜さんのチェダースコーンレシピにチャイブを投入

Tali Hoさんのレシピからピーカンとメープルのスコーンも。二回目。

 

 

今日もここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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