Rue de Condé

都会から田舎へ -NY Finger Lakesでの生活-

NY田舎で就活 -Job Fair編-

こんにちは

のろのろと就活中のアラサーです。

 

先日ESLコーディネーター主催のJob fairがあったので行ってみました。

 

直接的に興味がある企業や団体ではなかったけど

「英語の勉強にもなるし、HPとかに載ってないポストとかもあること多いから顔出しにおいで」

と言われたし、

なによりコロナ禍のロックダウン最中の渡米で、去年の春は週一ガーデニングボランティア以外外に出ること (=夫以外の人と直接話すこと) が皆無だったというか、夏前までは街が死んでいたので

 

この美しい春の陽気を、多くの人と喜びたい!

もしかしたらZoomでしか未だ会ったことのないクラスメイトにも会えるかも?

そんな思いで、出かけました。

 

アメリカで何をする?

Ithacaには私の神経系の研究職としてのマッチするポストがなく、ちょっとキャリアパスについて軌道修正が必要そうです・・・。(バイオ系はちょいちょいあります)

 

アメリカに来る前は

「どこでも働く!なんでもする!」

なんて言ってたんですが

 

就活していると

「んーでも今まで積み上げてきた経験や努力は無駄にしたくない~」

なんて選り好みしてしまう。

下手に博士号・ポスドク経験を持っていると、無駄なプライドもでちゃう。企業が一番欲しくないやつだし私もそんなプライド要らないのに( ;∀;)

(ポスドクやアカデミア以外の職だと学士で十分なことがほとんどですからね・・・)

アラサーでエントリーレベルかぁ、なんて落ち込んだりもします。

 

 

新しい人生をスタートさせるきっかけだって

思いきるのもアリだとは思いつつ、

「やっぱり試してみてダメだったら考えよう」

なんて感じで、

なかなか思い切れず、ノロノロしてます。

高卒でも30年以上働き続けてるうちのかーちゃんのほうが全然えらい (母は高校生の時に父親 (私の祖父) を亡くしているので、大学は諦めて働きました)。

 

 

あと、思いきれない理由のもう一つは、変に短い職歴や突拍子もない職歴を作るのもresume/CV上ネガティブかなぁなんてつい考えてしまう。

 

そこにきちんとした理由付けがあればキャリアとつながってなくても全然問題ないと思うんですけどね。

(夫の職場が今フルタイムとインターン面接中で色々話を聞いたので、履歴やキャリアのギャップなどについても今度かきたいと思います)

 

人生経験の長い先輩方からみたら

「そんな細かいことで何をウジウジ・・・」

「いいからまずは働け!」

なんて思われると思いますが

・・・

いや、ほんとにね!

夏前までに見つかりますように・・・

 

Job Fair

Job fairってそもそも何?

実は私、日本で就活したことがありません!

 

一回、学部5年 (修士1年に相当) 時に流れでみんなが登録しているマイナビかなんかに登録したんですが

「お知らせメールがうざい」

「つかそもそも病院実習と研究室と就活全部やるとかムリ*」

「大学で研究してたい」

 そんな感じで一瞬で辞めました。

 

あと、当時はスマホが徐々に普及し始めたころなんですが

「スマホじゃないと就活できない」

なんていう、アナログ人間にとっては聞き捨てならない事態で

「んなアホなことあるか、やってらんねぇ!」

と思いきれたのでした ←

 

*(本気で製薬などに就職したい子はきちんと考えて病院実習や薬局実習を早い時期に狙っていました。うちの大学は基本付属大学病院での実習で、みんな病院を最初の期にしたがっていたので倍率高そうでした。私はそこまで就職を考えていなかったのでその争いには不参加 笑)

 

 

・・・なので (前置き長くてすみません)、就活フェアとか説明会とか全くの人生初です。(ポスドクの就活はちょっと特殊で、ラブレターを相手に送りまくります。)

 

なんとなく、学会とかで企業ブースが並んでいる感じのようなものを想像しながら向かいました。

 

Fairの様子

さて。

今回はIthaca DowntownのCommonsと呼ばれる歩行者天国エリアで行われました。

屋根がある部分があるので、そこにみんな集まってブースみたいになってるのを想像していたんですが、行ってみるとCommons全体に各団体が散らばっていて、結構圧巻。

 

↓写真撮ってなかった・・・。こちらCommonsで有名?な看板犬。無料写真サービスにいたのでついお借りしました。背景はもちろんCommonsですよ。

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Photo by Michael Kilcoyne on Unsplash

 

思った以上に色んな人が来ていて、まさに老若男女。

私は綺麗めトップスにジーンズで行きましたが、

カジュアルな感じでTシャツにパンツスタイルとかも普通だった

一組シャツをきてる大学院生くらいの男の子たちがいたけど

本当にカジュアル。

 

Resumeもジェネラルなものを用意していたんですが、まさかのインターネットダウン (住み始めてから初めてのこと) で印刷できず 笑、急遽手作り名刺を持っていきましたが、各ブースでそれぞれ名前と連絡先のリストを用意していたので渡すこともなかったです。

 

 

 

そういえば、昔AZにいた時に、日本へ帰国を考えている子たちがそろって「ボストンのジョブフェアに行く」と言っていたのをふと思い出しました。

 

そこでは、日系企業が優秀な帰国子女をがっちりゲットするべく軒を連ねているそうで、アメリカ留学生の中では有名なジョブフェアらしい。

 

確かに、既に海外の大学などで学んでいる人はやっぱり優秀な人 (語学や積極性とかストレス耐性とかも含めて) が多いので、企業にとっても日本で多くの候補の中から発掘するよりも楽?ですよね。ボストンのほうは日系中心だし、やっぱりもう少しカジュアルさは低そうだけど (どうなんでしょうね?)。

 

各会社のブース

Wegmans様は中心に近い部分に鎮座

(薬局があるので、お話しを伺いました。)

 

Wegmansといえば、社員満足度が全米No1にもなったことがある (2021は4位らしいが、常にランクインしている) ことでも有名なRochester初のスーパー。

 

いつも大変お世話になっております。

13wham.com

by surveys sent out to employees at hundreds of companies across the United States. The employees rank their company on caring, trust, and fairness in times of crises, along with other factors - including the financial, emotional, and physical health of their employees.

ビール売り場の試飲担当職なんて言うのもあるようで (今現在はCOVIDのため試飲はやっていない)、それは純粋に面白そう。

 

働きやすい所で薬剤師できたら普通に最高じゃん?なんて妄想 笑

Wegmansの社割とかどんな感じなんだろう (下衆)

ワンストップのスーパーで社割とか、実際かなり良くないですか? (下衆だってば)

 

 

因みにアメリカには薬剤師補佐という職業があり、そちらは免許が要りません。

補佐で働きつつ情報収集とかアメリカの薬事法的なこととかレセプトのこととか勉強出来たら、薬剤師になるにはいいステップかなと思います。

(薬剤師さんに免許のこととか、実習のつてとか聞けそうだし)

 

 

あとはState ParksとかYMCAとか中毒回復サポートセンターとか弁護士事務所とか色々ありました。マリオットホテルも来るはずで、探したんですが (バーテンダーとかのパートも昔やったことがあるのでいいなぁなんて・・・)、見つけられず。

 

addiction supportは主にカウンセラーとナースの募集でしたが、薬剤師バックグラウンドも良さそうでした。ボランティアもあるそうなので今度詳しく聞いてみようかな。

 

パークレンジャーとかライフガードは結構学生さんに人気のバイトらしい。

 

クラスメイトと・・・

そしてESLのクラスメイトにも一人会えました。

 

彼女はペルー出身。中高生の女の子二人のママ。

 

いつも凄く深いディスカッションをできるし (彼女は本当に慈愛に満ちていて凄い)、同じ2つのクラスを取っている。

しかも、彼女の旦那さんはIthacaに来る前は旦那さんがUofAに勤めていたのでTucson (AZ) に住んでいた (私と夫もUofAで会った) など、色々共通点があるので、

 

やっと会えてうれしい!! 

 

16歳の娘さんと来ていて

「娘が夏にボランティアできる所をさがしにきたの」

と言っていました。

 

娘さんは生まれはペルーなのでビザ滞在。

アメリカ人は16歳から就業可能ですが、ビザの関係でちょっと複雑みたい。

サマーキャンプも年齢的に難しいし、ボランティアはいい経験になるから、ってことで探してました。

私も高校生大学生の時とかボランティアすればよかった!

アメリカの子、世界の若い子はえらいなぁ

 

 

「早く大人になりたい」

って言ってたけど

「私は戻れるものなら戻りたいよ~ 笑」なんて思わず言っちゃったわ(;´∀`)オバサン

(もう大学受験はしたくないけど✋)

(なんなら薬剤師試験ももうしたくないから24歳くらいが妥当かな、うん、24っていいよね。でもアメリカで薬剤師になるならまたあの勉強を英語でやるのか・・・(';')?)

 

得たもの

今回はWegmansが薬局関係のポストを募集していることを知れました。

 

研究系を第一候補にしているけど、

薬剤師関係は元々興味のあることなのでいい収穫でした。

 

ノロノロ就活+こだわりでなかなかすぐには職が決まらないので

色々とボランティアチャンスも知れてよかったです

 

・・・そんなことを言いつつボランティアも先日から二つ目を始めました!

(去年からやっているものは今年も続けています)

それについても今後書きます~

 

 

イサカは小さな街なので

人のつながりが本当に強くて、世界が狭いので

人を一人挟めば大体誰かと知り合いになるのではないかと思います。

結構本気で。 

 

 

resumeをもって行けばよかったかな~とも思いましたが

連絡先をもらえたり、cover letterに「あのときお話しさせていただいた~」と書けるので、よかったかなと思います。

追記*

ちょっと感動したんですが、Wegmansから夕方電話がかかってきて、取れなかったので留守電にメッセージが・・・!「○○さんの携帯でよろしいでしょうか。先日job fairでお話ししたWegmansの○○です。もし薬剤師補佐のポジション興味があったらHPから是非応募してくださいね」ってフォローアップが!

 

さ、さすがWegmans.!!抜かりない。。。

と、完全に感動してしまいました。こういう細かいフォローってアメリカで期待してなかったし、向こうは雇う側、こちらが雇用をお願いする側なので感動しました。

 

実はWegmans以外にも、中毒サポートの団体がメールをくれていたんです。感動。

 

応募をしては無視されることも少なくない※就活の中で、これは地味にすごく嬉しいです。ネットでのやり取りでもちゃんと相手が見える気がして、いいですね。 

※因みにアメリカでは大体一週間を過ぎて連絡がない場合問い合わせしてもOKですが、やはり「そういうことかなぁ」って思っちゃいますよね・・・

 

 

何よりクラスメイトに会えたことや

色んな人と話せたのが嬉しかった~

 

少しづつ、

少しづつだけど街が元に戻ってきています。

活気を感じます。 それだけで嬉しい。

 

 

↓ 人生何がどう作用するか分からない。深みのある人生って何だろうって悩んだとき

 

↓ 一つ目のボランティア。今年もやってます~ 


【まとめ・感想】 

人生初のJob fair、行ってよかったかというと

そう思います。

職種的な問題で直接的に雇用につながることはなかったですが、

色々情報を得られたし

地域の方と沢山話せてよかったです。

 

また、職探し目的じゃなくても、ボランティアやインターン、サマーキャンプなど色々情報が得られたので中高生とかにもいい機会だと思いました。

 

 

コーディネーターの方には本当に素敵な機会を準備していただいて感謝です。

彼はいつも私のresumeやcover letterも添削してくれるので頭が上がりません。

 

 

今日もここまで読んでいただいてありがとうございました。

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