Job hunt: アメリカNYで就活 -準備編: 仕事を探す- 研究・薬剤師・テクニシャン
こんにちは
GCの目途もたって、最近は少しずつ就活準備を始めています。
今までずっとアカデミア路線でしたが、アメリカ田舎ではアカデミアに執着はできません (NYCや都市部だったら話は全然違っただろう・・・)。そんななかで、今回は今後就活で利用したい、するかもと思った情報を書きます。
※NY州の情報。おそらく他の州も同様のサービスはあると思いますが分かりません。
【仕事を探す】
私は研究職や医療従事者 (薬剤師やポリソムノグラフィー技師) に興味があるので、主にその視点からのメモになります。
研究系の場合
大学の研究室のHPをチェック
大学からの雇用の場合は、研究室ではなく大学のHPにまとまって書いてあることもあります。また、HPに掲載がなくても、Inquiryは基本的に可能ですし、するべきだと思います (ただし、現在は募集していませんとはっきりと書いてある場合はほぼ無理でしょうが、状況が変わっているかもしれませんし、自分でグラントをとれる可能性がある場合は話が違うので、念のため連絡するのはアリだと個人的には思います)
研究には限りませんが、研究者がかなり登録しているのでチェックしています。Linkedinで登録をしておくと、条件設定したものを見ることができます。また、今どれくらいの人が応募しているのかなども見ることができます。
有料版では自分と他社の比較もできるようですが、私は無料版なので分かりません。ここに載るものは基本的に「雇用」となるので、自分でグラントを必死にとる必要はないため (あるに越したことはないし、encourageされると思いますが)、倍率は高いです。
関連分野学会のHPやJREC-IN
学会などのHPやJREC-INにもjob offerが結構掲載されています。海外の日本人PIのオファーも結構あります。
私は甘えてしまいそうなので個人的に日本人のなるべくいないところが良いなと思うんですが、外国人と仕事をして、「日本人だったら言わなくてもわかってくれるのにな」と思ったことは日常茶飯事ではありました (海外に住んでる以上、それは通じないのですが・・・)。なので、日本人PIの下で働くのはかなり効率よく働くことができると思います。特に事務手続きなどのやりとりはかなり楽だと思います。
その他職種に限らず
NY Job bank, NY state Hire Now
こちらのサイトはTompkins Countyですが、ページの上二つはNY州の情報です。
Office for New Americans
こちらはアメリカ移民への様々な情報が見られます。かなり膨大な情報量・・・
craigslist
craigslistは仕事だけでなく、モノやサービス、アパートなどあらゆるものを見つけることができます。また、個人間の仕事 (現金ばらいなど) ものることがあるので、たまに眺めています。フランスでいうleboncoinみたいな感じ?
Google・就活サイト
言うまでもなく・・・"jobs ○○○(地域名や職種)"で検索すると、就活サイトの情報を一括でみることができます。そこから様々な就活サイトを見ることができます。
【NY州で資格を取る】
研究者のほかに、薬剤師も気になっています。
日本の薬剤師資格 (や他国家資格) を持っている場合、一から始めなくてもcreditのトランスファー (credential evaluation) を行うことで、最低限の単位 + 臨床実習 + 試験でNY州の資格を得ることができます。creditトランスファーはどんな分野卒でもできると思います(多分)
NY州のその他資格についてはこちらのページが公式です。
こちらがトランスファーの時に使うサービス
私は「今すぐ」には予定はないですが、薬剤師はもともと興味があった職ですし、どんなに田舎でも薬局はあるので将来的には絶対に取りたいなと思っています。日本で折角とった資格は無駄にしたくありません!
ESLの人と話したところ、トランスファーは$50くらいでできるそうです。
またほかにもスキルを持っている移民へのサポートとして以下のようなものもあります
【コロナがもたらしたいい影響】
コロナが (私たち支払い側に) 良い影響をもたらした例の一つとして、大学やカレッジが様々な工夫をして生徒を増やそうとしている点があると思います。
たとえば、私の住んでいるTompkins CountyとCortland Countyのcommunity colledgeはなんど1クレジット$50という奨学金を始めました (今のところ2021年春/秋セメスター)
これはTompkinsとCortland Countyの住民限定ですが、おそらく似たような試みが他の大学などでもあると思います。私は春は見送ることにしましたが、秋も続くようであればアメリカの税についての授業とか、プログラミングとか、ワインのこととか (地域柄、結構あるんです!)、私が自力で学ぶ術を知らない分野をとってみたいなと思いました。
オンライン授業も増えたので、分野によってはすべてオンラインで修了でき、私のような田舎に住む人も資格などを取りやすくなったのではないかと思います。(医療系や多くの理系分野はすべてオンラインで済ませるは無理ですが・・・)
いかがでしたでしょうか
こう見るとアメリカって移民に対するサポートすごくないですか? 色々なサイト見ているとsky is the limitという言葉が頭に浮かんできます。こだわりで色々狭めすぎないよう、頑張ろう~
私はもう今からもう一度薬学部を一からやりきる自信 (気力、体力、財力、時間) がないんですが、そんな時たまたま、いとうまい子さんの記事を目にして純粋にすごいなぁと頭が上がりませんでした。
学士や修士は芸能人でも最近は驚かないですが、博士ってすごい!しかも理系!
勿論経済的な不安が (おそらく) なかったり、ご家族の問題が (おそらくあまり) なかったり、とそういう点で没頭できる環境にはあったのかもしれないけれど、これは普通はなかなかできないですよ・・・私も友達も博士の時本当に必死だったもん・・・
すべては気合やな・・・。頑張らないとなぁ。
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