Rue de Condé

都会から田舎へ -NY Finger Lakesでの生活-

Dead of winter: NYの冬はやっぱり寒い/寒さに関する表現

こんにちは。

 

今日明日はcentral NYでは今シーズンでも最も冷え込むといわれていて、今もずんずん雪が降っています。そこで、この地域の冬や英語表現などをまとめたいと思います。

 

私は絶賛関東人 (雪降らない地域) かつフランスでも雪は珍しい地域に住んでいましたので、人生初の雪国生活です・・・。湯舟や温泉があればいいのに・・・。

 

 

【Central NYの冬 + 英語表現】

大体11月ごろから雪の降る日が出てきますが、寒い年は10月で雪がちらつくことも。春先は4月ごろまで雪の日があります。2020年は5月にも雪が降りましたが、これは珍しかったそう。

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去年の春先に降ったときの雪

そして今は冬真っ只中・・・英語では「dead of winter」と言います。冬だけではなくて、真夜中などにも使えて、その場合はdead of nightと言います。大雪が降るようなときはsnowstormとかblizzardという天気の表現もあります。

そう、もう冬一番に雪が降ったときのワクワクはほとんど感じず、「あぁ今日も雪か」という感じ。それでも、たまにドカンと降った後は空もすっきりするのか青空が見られてとても美しいです。雨や雪が降った後に青空が出たときなどはclear upなどと言えます。そして、太陽が出て気温が上がってくると建物にはつららがズラリ。つららのことはicicleと言います。

私のいる地域は強風はあまり吹きませんが、やはり風が吹くとより体感温度が寒い。そんなときに天気予報などで聞くのがwind-chilという言葉。chilはchillyという形容詞でもよく使われますね。ドラマなどで"Chill chill (落ち着け)" という風に使うのも聞きます。アメリカに来てから知った表現がfrigid。これはとっても寒いことを表す単語だそう。

数週間前にも北極から北米や欧州に寒気団が下りてくるとの予報がありましたが、そのことをpolar vortexと言っていました。凄い強そうでなんだかfunnyに聞こえましたが、結局NYではそこまで (NY比) 寒くなりませんでした。ただ、フランスやイタリアにいる子は「雪が降った!!」と大興奮していました。

 

polarで思い出したのですが、以前Netflixで「ALONE」という製作にお金があまりかからなそうな番組を観ました。一言でいうと、サバイバルドキュメンタリー。10人の挑戦者が過酷な場所でのサバイバル生活をして、最後に残ったひとが賞金をもらえるという感じです。そのseason 6で北極圏 (Arctic) で、結構見てるこっちも寒くなりましたが、面白かったです。 

 

Arcticと言えば (脱線好きなんです)、The Mighty Booshの中で好きなシーンの一つなのですが、こんなのがあります。Mighty Booshもいつか記事にしたいんですが、いつになることやら。これはイギリスの番組なのでかなりアクセントが違います。また、笑いのタイプもちょっとアメリカとは異なるかもしれません。


Ice Flow Song | The Mighty Boosh | BBC Studios

 

【NYとフランス東部、日本を比べてみた】

それにしても、今日は冷え込んでいます。今の気温はこんな感じ

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北海道とかってこれくらいなのかな

雪が続くからか、実はちょっと前のただ寒かった時期よりも晴れマークが多いかも。明日は最低が-15か・・・。

ちなみに、同時にチェックした東京が

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寒いけど晴れ。典型的な太平洋側の冬

この晴れマーク、もう何か月も見てないような・・・

でも「晴れ」の頻度では、私が前に住んでいたフランス都市よりはましかもしれません。

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フランス人でさえ「鬱になりそう」という天気予報がこちら

今の地域も11月ごろからすっかりどんよりした毎日なんですが、フランスのそれはよりひどかったです。しかもただただ曇り。凄い厚い雲で、毎日夕方にしとしとと雨が降ります。雪が降るほど寒くないので、楽しくもないので結構憂鬱でした。

 

【Winter Sports in Central NY】

まぁ、折角大量の雪 (たいていはpowder snow) が降るので楽しめるときは楽しみたい。特に今COVID-19ですからね、出れるときは外に出たいです。

なんといっても、雪の中ってとても静かで、雪がすべての音を吸収 (absorb) してるみたい。林を歩いていても、雪をまとった木々の美しさにただただ感動します。(写真を撮ろうとしたところ、一瞬でiPhoneが死にました。君も暖かいところの出身かい?)

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この後も綺麗なところがあったのにiphoneさん突然死

私のいる地域ではcross countryが人気です。State forestなどでたまに楽しんでいる人をみたり、足跡ならぬクロスカントリー跡をみます。あとは、skiやice skatingあと、Tubeとよばれるそりのようなものも人気なようです。

 

【冬は野生動物の観察に向いている?】

動物の中には冬眠してしまうものもいますが、多くの木が葉を落とした11月以降は野生動物の観察がしやすい気がします。その中でもとてもワクワクするのがanimal trackを雪の中に見つけること。

朝起きて庭を観ると、夜の間にたくさんの訪問者がいたことに気づかされます。多いのはシカウサギ。たまに林に行くとキツネのような足跡も見ることができます。NYというとNYCのイメージがあるかもしれませんが、NY州は実はとっても自然豊かです。野生のシカがすぐそばに住んでいたり、夕方ごろになるとウサギが出てきたり、リスが忙しく餌を探していたり・・・勿論鳥も多いです。

都会育ちのわたしにはこれは一番感動的というか、人間と野生動物の距離の近さにとても嬉しく感じました。この地域ではリスはGray Squirrelが多いですが、まれにRed Squirrelも見ることができます。リスはアメリカではかなり身近で、NYCやDCなどの大都市でも普通に街中で見られます。我が家の木にも少なくとも二つ巣があります。たまに変な声で鳴いていてびっくりします 笑

 

 

いかがでしたでしょうか。

今は借家なので、いつか家を購入するときには広い風呂場のある家を買って、深い浴槽をもちたいです。(有名なはないですが欧米では浴槽があり得ないほど浅い、またはバスタブすらない場合があります。我が家は脛くらい・・・寒い地域なのに・・・) あとはDIYで屋外サウナを造りたいです。床暖房も欲しい。あぁ、日本の温泉に入りたいなぁ。

今は筋トレしたり、保温機能のある足湯をアマゾンで買ったのでそれで我慢。

 

では、雪が落ち着いてきたらちょっと雪かきしてきます!

雪かきのときには動詞shovelを使います。除雪車はsnowplowといいますがsnowは自明なのでthey plowedとかも夫は使っていました。

 

今回もここまで読んでいただいてありがとうございました。春よ来い~