こんにちは
今回はAOS申請中のImmigration Statusについてメモ書きです。
多分VISAやGCについてまじめに勉強(?) されている多くの方はご存じのことだと思いますが、私はVisa Journeyすらもめんどくさくて見てもいなかったし、その前にフランスでも長期研究者ビザ/滞在許可証取得をしていたので、「なんとかなるでしょ」と、ちょっとなめてかかってました。基本情報すらも知らないことだらけでお恥ずかしいです。
半分はESLでattorneyとみんなで話して感じたこと日記のような内容です。
コロナ禍のAOS申請についてはいかにも記事を書きましたのでどうぞ
先日ESLクラスの一環で移民を専門するattorneyと面談する機会を得ました。
彼女はOffice for New Americanという組織のサポートを得て運営されている移民難民サポートNPOのメンバーでした。通常、アメリカでも弁護士への相談はお金がかかります。このような機会が設けられたのはありがたいです。(ビザ、AOSともに弁護士は利用しませんでした)
彼女の背景を聞くかぎり、どうやら難民やDACAなどもっと難しい立場にある人のサポートが主な仕事のようでしたので、私のように国際的には十分恵まれている日本から合法的にGC取得を目指している至極一般的な一個人が質問するのは少し申し訳ない気持ちがしたのですが、Zoomセッション内でも質問があまり出なかったので個人的に気になっていたこと (調べてもいまいちはっきりと分からなかったこと) を聞いてみました。
それが、
"K1ビザが切れてからGC取得までの間の移民ステータス"
です。
一般的にビザの有効期限が切れる場合は
1. 更新をする
2. 帰国する
3. ステータスを変更 (AOS) し、例えばGCを取得する
というパターンになるのかなと思うのですが、その間の移民ステータスや合法性についてはなんだかよく分からなかったんです。
例えば、コロナのためK1が切れた後にSSN申請を行った(*)んですが、その時に
「(パスポートみて) K1切れてるけど新しいスタンプとかはありますか?」
って聞かれたんですね。
K1は婚約者ビザなので、更新不可能と理解していた (無事期限内に結婚したので、そうなのかは知りません) ので「いいえ、いまAOS中です」と言いました。
そこでは「わかりました」とあっさりOK。
が、後日三週間ほどして、SSNをissueできないとの通知を受け取りました
このときの通知の中に、その理由として「Your immigrant status is unclear」と書いてあったんですね。はぁ?
いや、USCISのサイトでもcase number見れるし、DHSのほうにはデータあるはずだが?と思いつつ、不服申し立てをしました。
そのなんどかネットで調べたりしたものの
なんだかはっきりしない。
そこで、この質問を先程の弁護士に聞いてみました。
得た回答は
「I don't know what that status called. But at least you're legally stay in the US so don't worry」
でした。
弁護士も知らんのか。
Legalであるとは信じていたものの、ネット情報ではなくきちんと弁護士からそういわれて、改めて安心しました。
きちんと調べられている皆さんはご存じだったと思うんですが、私のように情報弱者気味で不安な気持ちになられている方は他にもいるのではないかと思い、メモとして残すことにしました。
どなたかの安心材料になれば嬉しいです。
(*原則、K1期限が切れた後はSSN申請はできず、GCを待つしかないです。ただし、コロナ化で不可抗力的な理由であったため申請アポが取れました)
いかがでしたでしょうか
「コロナ化での期限切れビザで例外的なSSN申請」「大事なアポを電話でとるときの注意点」について記事を書く予定です。
【おまけコラム】
もうUSCISのサイトに行くのも飽きてきました。果報は寝て待てですかね。
でも、それでも日本はアメリカにはかなり優遇されている国です。(K1で入国する際にもCustomで担当の人に「日本人はビザ目的での偽装結婚ほとんどしないから、あまりチェックしない」と言われました 笑)
ESLにもビルマ (ミャンマー) からの難民としてアメリカに来た人や、色々な理由があってアメリカに来た人がたくさんいます。また、国だけでなくビザの種類でもGC申請には大きな影響があります。というかGC申請できるビザは限られているので、すぐに申請できるだけでも有難いんですよね。本当は。ついなかなかプロセスが進まないことで (主に就労やSSN) 愚痴ってしまいがちなんですが、それでも私はかなり恵まれているんだという気持ちは忘れないようにしないとなと思いました。
そういえば、ミャンマーでは2/1に衝撃的なクーデターがありましたね。国際的な圧力が方々からかかりそうですが、今後どうなるか、クラスメイトの気持ちも思うと心配です。
バイデン政権になり、早速歴代でもあり得ないほどのスピードで大統領命 (Executive Order) にサインしていて、移民についても大きく変わっています。アメリカが抱える移民の問題についてももっと知りたいと思いました。また、フランスに住んだときにもフランスと移民について色々と考えさせられたんでいつかアウトプットしたいと思います。