こんにちは。
今回はTED talksの中からracismに関するものを題材に記事を書きます。
TEDは何年も前から知っていて、英語やプレゼンの勉強にも良いのはわかっていたんですが、度々見るくらいで継続できなかったんです。
ブログを書くようになって、モチベーションがまたあがったので、これからは短いものでも継続的にみたいなと思います。会話のネタにもなりますね。
三日坊主な私ですが、頑張ります!笑
【TED talks本編から学ぶ英語表現】
今回のvideoはこちら。2016年のものになります。4分ほどの短いものです。
"In Buddhism, the lotus is a symbol for transcendence and for purity of mind and spirit"
⇒ transcendence
超越した、卓越した、並外れた。超絶的な。
美しい大きな蓮は、泥沼のなかで育ち花を咲かせます。仏教では泥を煩悩や苦しみにたとえ、そのような状況下でも常に清い心でいることを説いているそうです。レンコンはlotus rootsと言います。
"(...) and later used by abolitionists to show the atrocities of slavery"
⇒ atrocity
残虐 (行為)。虐殺という意味もあります (= massacre)。今回のように奴隷制のことや戦争中での残虐な行為などについて使います。Massacreはたまにニュースの殺人事件やテロなどの企てに関するもので目にすることが多いです。
関連して大量虐殺はgenocideです。殺人はmurder, homicideです。"-cide"というのはラテン語から派生していて「kill」を意味します。
"(...) but let me digress"
⇒ digress
逸脱。脱線、本題からそれる。
"(...) but people believe these to be imbued with power, or even magic"
⇒ be imbued with
(思想などが) 染み込んでいる。能動態のimbuseを用いることで「(思想などを) 吹き込む」となります。
"(...) a law-abiding, (...)"
⇒ law-abiding
法を順守する。lawful, legal
"(...) a philosophy student asked me what prompted these recent killings"
⇒ prompt
促す (= stimulate, induce, urge)
いかがでしたでしょうか。
他の題材でもracismやdiscrimination関連の記事や、宗教関連の英語表現が含まれるものを今後取り扱う予定ですので、そちらもチェックしてみてください。
【おまけコラム: 仏教に関する単語について】
このトークの題材は仏教ではないのですがちょっとlet me digress・・・
日本人というと、海外の方からよく聞かれることが仏教や神道について。多くの日本人にとってこれらは「宗教」という概念というよりは、「生活規範の一部」として組み込まれている価値観に近いような気がします。無意識でいたから、なかなかうまく説明できないことも多々あります。(神道について説明がめんどくさい時は「千と千尋の神隠し (Spilited Away)」とか「もののけ姫 (Princes Mononoke)」とか「となりのトトロ (My Neighbor Totoro)」みたいなイメージだよと言ってしまいます笑)
上記の中の「煩悩」も私がうまく説明できなかったことがある概念・単語です。年末年始、日本人はどうやって過ごすの?と聞かれたときに「除夜の鐘」のことを話したかったのですが、「108の煩悩」ってなんて言うんだろうと思った記憶があります。後々しらべると難しい単語 (Kleshasなど) もあったのですが、単純にdesireでよかったようです。難しぐ考えなくてよかったんですね。
英語では結構「こんな簡単な良いかえでよかったんだ」と思うことが本当に多いです。語彙は多いに越したことはないですが、日常会話はリラックスして話したいですね。
因みに、仏教由来の単語は度々英語でも使われるのを耳にします。
よく聞くのはKarma (日本語でもカルマと言ったりしますね。)。自分の行いがまわりまわって自分に戻ってくるという意味です。あとはnirvana (涅槃) は音楽グループの影響で最も有名(?)な仏教用語なのではないでしょうか。