こんにちは
遂にアメリカでも公開になりましたね!
公開日ではないですが、観てきました。
下にネタバレがあるので、まだ観ていない方は注意してください。
オーバーオール (ここはネタバレなし)
期待値が高すぎて、(少なくとも一回観た感じでは)うーんというかんじ。
悪くはないけど、後半は微妙だった気がする。
始まりは凄くよかったけど、色々な部分がオープンエンデッドというか回収されずというか、ちょっとごちゃごちゃすぎる気がする。
メッセージ性も、わかりづらかった気がする。
折角の久石譲とのゴールデンコンビも、微妙だったなー
音楽あんまりなかった?思い出せません
美術はジブリクオリティ健在かな
同名の小説『君たちはどう生きるか』を読んでいないので、それもキーを見逃すことにつながっているのかも・・・?
疑問・気になった点(ネタバレ)
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お父さんからグリーフが全く感じられなかった。というか、父とマヒトのインタラクションがほぼ皆無。父不在は結構ジブリあるある?(トトロを除いて)
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お母さんは何の病気だったんだろう
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お父さんの再婚相手(夏子)は妻の妹にあたる?けど、夏子とマヒトはマヒトが赤ちゃんの時にあったときのみ?時代と距離か?
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お父さんが夏子(義理の妹)と再婚するのは、似てるから?それとも家の資産?
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夏子はなぜもう一つの世界に呼ばれたのか?彼女が血を引いているから?跡継ぎ?
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もう一つの世界は"死"をモチーフにしているのかと思ったけど、なぜそこで夏子は出産しかけたのか(それは生であるから、現実の世界であるべきではないのか?)?その世界から新しい命が生まれる理由は?
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なんでもう一つの世界で母 (Himi) は火を操れる?火はなんのメタファーなの?
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もう一つの世界でキリコは何しているの?
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キリコが殺生を担当して、死んだ者たち(?)は何なの?というかキリコは何をしているの?人形はなんなの?
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もう一つの世界での墓のシーンは何だったの???なにかがきらめいていたけどなんだったの?もう一つの世界で夏子がいた部屋の奥と関係あるの?
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なぜ鳥たちはいつも食べたがっているの?増えすぎて、食べるものがない?
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石についてもっと説明が欲しい
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インコの王様???
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サギの役割弱くないか?途中からタダのおっさんやん・・・?
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なんでもう一つ世界でのマヒトのいたところであんなに攻撃を受けるの?マヒトは夏子を救おうとして歩み寄ったのにあの仕打ち???なんで夏子はマヒトに"hate"という強い言葉を使ったの?壁はあったけど、二人の間に憎しみがある理由はないよね???姉妹の確執???
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マヒトのグリーフ癒されてなくない?
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お母さんからの贈り物の本のシーン、あっさりすぎん?マヒトは何に涙を流したの?
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もう一つの世界で、マヒトはHimiがお母さんだとわかる?のになんでそういうことを突っ込まないの?(もっとマヒトが母を亡くした哀しみから立ち直る手助けになってよかったのでは?)
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なんでマヒトはもう一つの世界を選ばなかったの?自分には悪意があるから?フィクションの世界だから?
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最後までマヒトは家族と壁があるように見える(父、夏子、子供 vs マヒト)
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生とは?死とは?もっとそういうメッセージがあるかと思った
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なんで大叔父は変な力持ってるの?なんで建設で多くの人が死ななきゃいけなかったの?明治維新のころに降ってきたとは??西洋のメタファーか?
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なぜペリカンがマヒトを食べられなかったのがヘロンのおかげなの?(ヘロンが大叔父の遣いだから?)
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つか、ヘロンは大叔父のなんなの?
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なんで鳥ばかり?(宮崎駿の"飛ぶ"シリーズ?)
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戦時下である必要は?(この世の醜さ?)
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病気?で寝込んでた爺さんは何もの???
- なんで人形に触ってはいけなかったの?(マヒトはそのうち一体に一瞬触るけど、何か起こった???)
- なぜ、マヒトの名前からキリコは死のにおいがプンプンするといったの?
- 大叔父の顔が西洋人杉
- お母さんの名前すら出てこなかった気がする(ひみ?)お母さんを恋しがる割に生前の思い出などは皆無
- サギは元々もう一つの世界から来たのではないの?
- マヒトは現実世界で友達をつくっていくのか?
- 傷という悪意のしるしをもって、現実世界で生きていく?人間の性?
- マヒトの母親は幼少期に一年間突然姿を消して、ひょっこり戻ってきた。どういうこと?
例えば『風立ちぬ』や『思い出のマーニー』では、つらい別れがあっても愛に触れ、上を向いて強く生きていくような感じがあったり、救いを感じたんだけど
そういうのを感じられなかった。
夏子を救った?のに、夏子とマヒトの歩み寄りもなかった。
うーん
繰り返しになるけど、導入部分が良かったから、余計中盤以降や終わり方がよくわかんなかったなー
最後のほうペースが早くてよくわかんなかったな。
主人公は宮崎監督をモデルにしているのだろうか。
サギははじめ敵だったが、最後はバディになる。
大叔父は?跡継ぎを結局もてず(世界が終わってしまうのだけど)、死んでしまうけど?
宮崎監督が"最後の作品"としてはじめて、オマージュをつぎ込んだのは薄々わかる・・・。
けど、うーん?
色々な人の感想を見て回りたいと思います~
ジブリでは父と息子の映画はないんですよね。面白い。
ちょっとパンチが弱い気がしたので、宮崎駿監督にはもっと健康で長く働いていただいて、『もののけ姫』ばりの作品を最後の最後に作ってほしい!!!
久石譲感ももっと欲しい・・・
皆さんはどう思いましたか???
今日もここまでお付き合いいただきありがとうございました。
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