先住民のスクワッシュ
こんにちは
先日、Gayogo̱hó:nǫ'の先生が、
ご自身で育てて収穫されたsquashを沢山シェアしてくださいました
【Gayogo̱hó:nǫ'について】
↓ Gayogo̱hó:nǫ'について軽く触れてます
Gayogo̱hó:nǫ'(ガイオコーノ) はNYのCayuga Lakeエリアに住んでいた先住民で、Gayogo̱hó:nǫ' を含めた他のtribeを合わせてSix Nations (またはIroquois, Iroquoia) と呼ばれます。
先住民自身はこのSix Nations (自分たちの事) をHodinohso:nih (ホディンソーニ) と呼んでおり、Iroquoisというのは西洋側の人のいい方なので好きではないそうです。
(WikipediaもIroquois。。。)
Iroquoiを使っているかたは是非この機会にHodinohso:nihまたはSix Nationsに言い換えてみてください★
Gayogo̱hó:nǫ'をCayugaと呼ばないで
同じ理由でGayogo̱hó:nǫ'はCayugaと英語や近代の書籍などで書かれますが
これも正したいそうです。
CayugaはGayoga (marsh, swanp) の聞き間違い、
というか、「そう聞こえた」ことから来ているにすぎないのだとか。
Gayogo̱hó:nǫ'として、Cayuga族と呼ばれるのは嫌?というか正しくないので
こちらも、少しずつ正していきたいです。
とはいえ、Gayogo̱hó:nǫ'に関する書物はすべてGayogo̱hó:nǫ'ではない人が書いているので、やはりCayuga及びIroquoisが大半。
【大切な種】
Gayogo̱hó:nǫ'を含めHodinohso:nihが土地を追われ、文字通り着の身着のままカナダの南オンタリオエリアまで移動した際に
大切にそっと持って行ったのが野菜の種。
Hodinohso:nihには多くの語り継がれている話やシンボルなどがあるのですが
有名のものの一つが「three sisters」
これはコーン、スクワッシュ、ビーンスのことで
彼らの食生活になくてはならない作物だっただけでなく
お互いがお互いを支えあう象徴にもなっています。
いまでもGayogo̱hó:nǫ'の人たちは当時から受け継いだ種を大事にしていて
先生も小さな土地で育てているそう。
そんな大切なスクワッシュを頂きました。
種は勿論保存していいと。
バターナッツに凄いにてますが、同じなのかな?
来年植えてみたいと思います。
【先住民について】
Gayogo̱hó:nǫ'を習い、言語だけでなく文化についても、実際のGayogo̱hó:nǫ'の方から聞いて、色々と感がさせられます。
今まではあまり意識していなかった沖縄 (琉球) 、北海道 (アイヌ) などについても
日本人なのに全然良く知らない。
Sge:nǫ' go:wah
Sge:nǫ' go:wah (スキャーネル ゴウワ) という言葉があります。
これはHodinohso:nih共通で一番大切な言葉です。
英語ではGreat peaceとか訳されますが
かなり深い意味があります。
彼らはこのSge:nǫ' go:wah さえお互いに守られれば
他の部族であっても心を許しあえたそうです
ただ、その理論はヨーロッパからの人には通じなかった。
多くのGayogo̱hó:nǫ'は現在もオンタリオ周辺に暮らしています。
オクラホマや他の州にも子孫が残っています。
先生とつながりのある人たちはまだオンタリオにいて
一度も、祖先の住んだ、このIthaca -彼らの言葉ではGanędagǫ:- の土を踏んだことのない人ばかりだそうです。
先生が初めて国境を越えてIthacaにたどり着いたとき
「これが歌い継がれた歌に出てくる土地 -湖、丘、渓流・・・- なのだ」と
感動したと同時に
哀しくなったそう。
でも、やはり仲間に同じ景色を見せたい
Sge:nǫ' go:wahを守りながらも、先祖の土地を少しでも取り返したい
と、思ったそうです。
(彼らのパスポート、渡航制限などについては私は事情はよく分かりません)
ちょっと着地点が分からなくなってきたけど・・・
日本語でシェアしたくて
特にNYに住む方には知ってほしくて
書きました。
【特にNY州の人に是非読んでみてほしい本】
先日読み終わったこちら
では今日はこの辺で。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今週末は木金もお休みを取って、再びCatskills/Hudson Valleyに行ってきます♡
紅葉が綺麗だといいな~
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