こんにちは
今日はEarth Dayですね!
環境については、恥ずかしながら海外に暮らすようになってからちゃんと意識するようになりました。
先日もESLのフリートークで環境や農業について深い話あいをしたりと、自然豊かなFL地域ではより身近に感じています。
その話し合いで
「一人一人は大きなことはできないけど、日々の暮らしで気を付けることはたくさんあるよね」ということでみんなウンウンとなったので、今の暮らしで特により意識していることを振り返ってみたいと思います。
あとは先週末桜が満開だったので近くのコーネル植物園に行ってきたので写真とともに紹介します。
【日常で気を付けるようになったこと】
- 洗剤
- 手芸をするときの素材
- ゴミの分別:リサイクルとコンポスト
- 周りの取り組みを知る
- 小話: フランスでちょっとびっくりしたこと
洗剤
洗剤についてですが、もともと植物性と書かれている台所洗剤や洗濯用洗剤を使っていましたが、洗濯用洗剤がなくなったときに思い切ってオールインワンにしました。
また、暮らしているうちにアメリカンな思想になっているのか「小さいのをチマチマかうより、ガロン単位で買ったほうがお得だし・・・」と思うようになり、アメリカンサイズを購入。
日本でも人気のDr. Bronnerで、私や夫も以前お風呂で使っていましたが
地元のオーガニック系のスーパーで、よりパワフルなバージョンがあったので色々調べて買ってみました。
多くの機能はCastile Soapとオーバーラップしていますが,界面活性作用が強いので、こちらはよりクリーニング (食器洗い、洗濯、掃除) などに向いています。肌には少し強すぎる可能性があります。
濃縮タイプなので、本当に少しで足ります。
普段の洗濯には一回につき1-2Tbspくらい入れてます。
食器あらいには250mLくらいに2Tbsp弱いれました。
1Tbspだとちょっと泡立ちが物足りなくて・・・脂っこくない食事の時は二人分の食器で1プッシュ分で大丈夫。ちょっと脂っぽい時は2-3プッシュ使います。
香りはほとんどないですが、しいて言えば爽やかなシトラス系?でも本当にほのかです。
お風呂、トイレ、洗面所の洗剤にも薄めて使っていますが、そちらはエッセンシャルオイルを少しだけ入れています。オイルで自分で香りを決められるのは嬉しい。Castile Soapも同じ理由で無香料を使っています。
手芸をするときの素材
私は編み物が好きなんですが、最近はマイクロプラスチックがかなり問題になっているのでなるべく自然素材100%のものを買うようになりました。洗剤を使わなくても綺麗にできるアクリルたわしも大好きなんですが、細かいゴミが出てしまうそうで、ちょっと葛藤です。
また、毛糸の色なども、なるべく無染色のものを買って使うか、自分で染めたり、あとは自然素材で染色している所から買ったりします。(草木染めは本当に面白いです。)
結構knitting communityではそういう意識も高くて、アメリカやヨーロッパをはじめ日本でも多くの中小企業がより環境を意識した商品を作っています。
本当はローカルで買うのが一番ですが、どうしても好きな毛糸がまだまだ海外にはたくさんあります。
凄くcoolだなと思うのが、完全に自然の素材でできている服は土に埋めてコンポストすることができるんです。
今はまだまだ自然素材や環境負荷の低い服ばかりではないですし、
100%は無理だと思いますが
少しずつそういうのをもっと意識していきたい。
↓世界中から愛される藍 (indigo) を栽培から商品作りまで手掛ける企業
昔徳島に出張で言った際に、徳島空港で藍の展示があり、とっても綺麗だったことを覚えています。
正直、本当に素材などを考えた商品ってお財布にはあまり優しくないですね。
でも、それが本当のあるべき価格なんじゃないかとも。
話は少しそれますが
日本や世界各国の伝統工芸も
今は本当に価値が吊り上がっていることがほとんどで
哀しいです
ゴミの分別: リサイクルとコンポスト
NY (Tompkins County?) はリサイクルが結構しっかりしています。
まぁこの辺は日本人の私たちは当たり前のように身についている方が多いと思いますが、私のうるさいハウスメイト (完全に家はセパレートだけど、上の階に住んでいるコーネル博士学生) はリサイクルの出し方も汚いです。(そしてたまにいくつか回収されずにbinに残っています)。
また、リサイクルから派生してNYをはじめいくつかの州では缶やボトルのリディームができます。
もう一つ、Tompkins Countyで行われている素晴らしい取り組みがコンポスト回収。
これはどこのCountyでもあるかは知りませんが、Tompkinsではかなり多くの場所で週に1-2回誰でもコンポストを持っていける取り組みです。
コンポストは農業に必要不可欠と言っても過言ではないので、一般家庭は生ごみを環境にやさしく処理してもらえるし、農業関係者などはコンポストを使えるし (実際に一般市民がもらえるのかは私は知りません。もらえそうだけど。)、どちらにとってもいいことしかない!
リサイクルとコンポストを行うことでゴミの量がかなり、かなり減ります。
他の群は分からないんですが、Tompkinsでは可燃ごみを出す際にタグを付けなくてはならず、タグも10本で10ドル?くらいするので、可燃ごみを出す回数を減らせるのは地味に嬉しいですし、気持ちもいいです。(我が家は可燃ごみは1カ月に一回だすかどうか。生ごみがないので可燃ごみも臭いません)
取り組みを知る
これはローカルと世界レベルどっちも。
ローカルは新聞でしったり、街中で知ったりすることが多いです。
世界レベルでの取り組みなどはこれもニュースやTEDで知ります。また、多くのすてきな本もあるので活用します。
TEDは英語を学びながら楽しく知識を付けられるのでやはりおススメです。
田舎ゆえのジレンマ
ただ、NY田舎では車が必須なので、すごく環境に悪い気がしています。
田舎は関係ないんですがおふろの残り湯を使えない海外のお風呂のシステムは嫌いです。合理的なことが好きなアメリカと言われますが、これはな~
NYは夏には水不足 (CAとかのレベルではないけれど、滝や川を見ると明らか) になるので、ガーデンのための雨水タンクなどもいいななんてお思います。(近所でたまに見る)
フランスでびっくりしたこと
フランスで働いたのは一か所だけなので、他のオフィスが同課は分からないんですが
私のいた研究所ではオフィスの電気は基本つけていませんでした
たまに暗い時は付けましたが、基本太陽光だけ (冬場は緯度が高いので夕方には真っ暗になってしまい、そういう時は勿論付けます 笑)
正直真意は不明ですが、おそらく省エネ?だとおもいます。
(実験室はたまに実験の都合で照明は消していました)
なんとなくそれに慣れてしまったので
一時帰国時に日本の研究所で少し働いたときに「明るすぎて気になる」なんて思ってしまいました。
でも、はじめのころは本当にびっくりするんです
オフィスに誰もいないと思ったら人がいたりして 笑
これって他のヨーロッパの国もそうなんでしょうか?
【Cornell Botanical Garden】
Arboretum
こちらは昨日今日と雪が降っています。
水仙や桜や花が可哀そう・・・
最後の雪だといいけど・・・
そんな予報だったこともあり
先週末は家の割と近くのCornell Arboretum とBotanical Gardenに行ってきました
ハチもたくさん飛んでいて、花粉を集めるのに忙しそうでした。
そういえば、昔父親の地元盛岡で有名な石割桜の蜂蜜を買ったことがありました。
ここ、種類が凄くて、試食もできたのでまた行きたい。
夫と夫の友人が一緒に日本に来た時に、夫も友人も養蜂に興味があったのと小岩井に父の別荘 (と言う名の古い家) があるので行きました。二人とも楽しそうでよかった。
アイスクリームも美味しかったです。
盛岡も美味しいものや伝統工芸が色々あっていいですよね~
夫と友人は東京よりも楽しそうでした。NY田舎出身だしね。
Snow Fountainは枝垂桜より小さい品種で、花の密度がとても高いです
土曜日の昼頃で、家族連れも多くみんなお花や暖かい天気を楽しんでいました。
桜を撮っていたら、おじいちゃんに「私も色々な品種の桜を見に来たんだ」と、話しかけられたり。
今回歩いたのは右側の桜色のエリア。冬にはクロスカントリーを楽しむ人も多い広大なエリアです。
Botanical Garden
車で2分ほど離れたところ (歩いても行けます) にはBotanical Gardenがあります。
コーネルボタニカルガーデンは薬用植物がとても多くてハーブ好きにはたまりません。Cornellにはアート/ファッション系の学科もあるので、繊維や染料として使われる植物が多いのも特徴です。
結構高い確率でシカに会います。
いつもはこの植物園からすぐのBeebe Lakeも散策するんですが
この日は天気も悪くなってきて、時間もあまりなかったのでここで帰宅。
道を挟んだ反対側にはCornellの試験的なガーデンがあります。
また、さらに大きなTower Rdを挟んだ向かいにはCornell Dairy Barがあります
【今日のラジオは】
お休みです~
今日は朝からフランスラボとのzoomとESLと就活であんまり時間がありませんでした。
でもclimate changeとかオハイオでの事件やフロイドさんのこと、ワクチンやCOVIDのこと、中国やロシアのことなどがメインでした。
J&Jについては早ければ明日CDCから何かアナウンスがありそうですね。
この記事ではEUのように副反応の警告を示すことになるのではと書いてありました。
もしかしたらもう少しpauseが延長されるかもしれませんが、J&Jワクチンがストップになる可能性はかなり低そうです。
いづれによCDCとFDAの公式発表を待ちたいところですね。
今日もここまで読んでいただいてありがとうございました。
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