Rue de Condé

都会から田舎へ -NY Finger Lakesでの生活-

NEWS: 森喜朗の超ド級失言に対する米紙反応からの英語

こんにちは

今回は今日本だけでなく世界をざわつかせている、あのどうしようもない日本の三大恥政治家の一人の記事から英語を学びたいと思います。

 

【Washington Post紙: 記事中動画より】

www.washingtonpost.com

"amid uproar"

騒動の中の、渦中の (center of/in the scandal)

 

"In a hastily called press conference (...)"

⇒ hastily

急いで (よく考えもせず)、せかせかと。hasteは熟考せずに決断をする、早とちりするというニュアンスでの「急ぎ」「焦り」を意味します。形容詞はhastyで、don't be hastyなどとよく使われます。

 

"(...) but he remained defiant about his position"

⇒ defiant

反抗的な、挑戦的な。けなげなという意味もあるようですが、まぁ森さんには健気さはないと思うのでその意味ではないことは明らかです。

首相の時もそうだけど、周りが言うほど意地を張っていて本当に痛々しい。

意地といえば、菅さんも相当めんどくさい性格なようですよね。「論語」とか一回全部読んだほうがいいんじゃないの? 日本人の政府不信もそろそろ限界に到達しているのでは・・・

 

"I have no intention to resign"

”he had not considered resigning despite a public furor”

⇒ resign

辞職。安倍元総理が辞任した際にも、多く目にしました。

⇒ furor

強い怒り (anger, fury, rage)

 

"The saga is likely to alienate a Japanese public that's already wary about hosting the games"

⇒ alienate 

疎む、遠ざける

⇒ wary

警戒している、慎重な

 

【Washington Post記事内から】

"the 83-year-old spoke of his “remorse” for his remarks and said he took them back"

⇒ remorse

強い後悔の念、自責の念 (strong regret)。

「・・・しかし彼は本当に後悔しているというような素振りはなく、時折笑顔すら見せた」と、皮肉 (sarcasm) たっぷりに"" (quote) しています。sarcasmといえば、ironyも同じく皮肉のような意味を持ちますが、ironyはユーモアの一種というかネガティブな感情は強く含まれません。sarcasmはネガティブ表現です。ironiqueに面白おかしく話すのはフランス人の得意分野です。

 

"Mori, a former Japanese prime minister with a record of offensive remarks"

“I would like to take back what I said, and apologize to those who were offended by my remarks.(...)"

⇒ offensive remarks

不快な失言

offense (⇔ defense) はスポーツや外交などでもよく使われる言葉で攻撃 (⇔防御、防衛) ですが、offensiveは攻撃的な→他人を傷付けるようなという意味になります。よく何か意見を言う前に"No offense ,but I think ~"などと前置きをすることがります。これは「気を悪くしないでほしいけど」とか「傷つけるつもりはないけど」という意味になります。

 

”There has been dismay in Japan that no one spoke up in the meeting on Wednesday to express outrage at Mori’s comments. Indeed, some members of the committee reportedly laughed.”

⇒ dismay

狼狽、幻滅、うろたえ、(ネガティブな) 驚き

森さんを第一に批難しつつ、「他のメンバーも笑っていた者さえいた、と伝えられている」として日本 (先進国で最も男尊女卑、男女不平等であるのは有名なので) の現状も批難しています。

 

“I don’t know if his remarks are simply jokes or slips (...)"

⇒ slip

滑る→失敗、失言、失策、間違い。つまり、「冗談なのか失言なのか」という感じ

 

 

 

いかがでしたでしょうか

今回Washington Postから引用しましたが、他の有力紙やフランス語版も見ていきたいと思います。

 

みなさんはどう思われましたか?

私はこの状況で未だにアホな発言を続けていた森さんや政府にイラついていたところに、この超ド級の失言がきてもう怒りに震えつつも眩暈を感じました

人間誰しもうっかり口が滑ってしまうことなどはありますが、政治家とくにトップレベルの人は本当に気を付けないといけないと思うし、森のようにもう意図的としか思えない人は日本の品位を乱すのでresignしてほしいです。

バイデン大統領就任式のAmandaさんのスピーチで感動していたところのこのニュースだったので、日本人といて本当に恥に思いました。本当に、若くて国民に寄り添ってくれるリーダーはいないのでしょうか。

 

もう一度ちょっとAmandaさんのスピーチを聞いて、心を落ち着かせようと思います。

tikitikis.hatenablog.com