Rue de Condé

都会から田舎へ -NY Finger Lakesでの生活-

TED: もしも私に娘がいたら/日系アメリカ人の詩に触れる

こんにちは

先月4月はアメリカではPoetry Monthでした

 

四月中にそれに関すること書きたいな、って思っていたんですが、出来ませんで。

 

五月も中旬ですが、TEDで良かったものをシェアします!

 

【動画・スピーカー】

www.ted.com

今回のスピーカーSarah Kayさん。どこか長澤まさみさんのような、なんとなく親しみのある顔だなと思ったら、お母様が日系アメリカ人の方なんですね。

 

SarahさんのスタイルはSpokenWord Poetryと呼ばれ、詩を読み物だけでなく、生きた言葉でパフォーマンスするという, 私は知らないスタイルでした。

 

このTEDではタイトルの「If I should have a daughter」「Hiroshima」を披露しています。If I Should Have a Daughterについては後述。「Hiroshima」はとても力強く、生命の美しさや強さ、存在について、「私もそんなこと考えたことある」ってきっと多くの人が共感するんじゃないかと思います。

 

とても美しいパフォーマンスです。

 

動画から学ぶ英語

  • blister: 水ぶくれ
  • cynicism: 皮肉、冷笑 (シニカルとか日本語でも言いますね)
  • scarecrow: かかし (人に対して使うと、瘦せこけたとか、みすぼらしいという意味)
  • holler: 大声で叫ぶ、わめく。不満を言う
  • indignant
  • unfazed: 臆しない、恐れない

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scarecrowはオズの魔法使いの「かかし」からきているらしい

Photo by Umanoide on Unsplash

 

If I Should Have a Daughter

TEDはSarahさんの詩集 "B" より、"If I Should Have a Daughter" から始まります。

 

一部抜粋+稚拙ですが日本語もつけてみました

If I should have a daughter, instead of mom, she’s going to call me Point B,

because that way she knows that no matter what happens,
at least she can always find her way to me.

 

もし私に娘がいたら、私のことを「ママ」じゃなくて「B地点」と呼ぶの。

 

これなら、何があっても彼女は少なくとも私にたどり着く方法を見つけることができるから

 (中略)

But I want her to know that this world is made out of sugar.
It can crumble so easily.
But don’t be afraid to stick your tongue out and taste it.

でも、私は彼女に知ってほしい、この世界はお砂糖でできているって。

ポロポロと簡単に崩れてしまう世界。

それでも、舌を出して味わってみることを恐れないで。

(後略)

 

↓以下のページからこの詩や他の詩を見ることができます

wordsfortheyear.com

 

とても気に入ったので購入しました。Sarahさんの公式サイトではサイン入りのものを買えるんですが、こちらは品切れだった&地元本屋でも見当たらなかったのでアマゾンでポチリ。

 

【関連事項】

教育などへの取り組み: VOICE project

Project V.O.I.C.E.という教育にも力を入れていて、多くの国の学校でアウトプットとしての詩について若い世代に伝えているそうです。

 

中盤で、今までのなかでちょっと苦労した生徒さんのエピソードがあるんですが

そこが凄く面白いし、

「あ、詩ってそれでいいんだ」

って、なんとなく詩に対する恐怖心というか心のバリアが

少し和らいだ感じがしました。

(この生徒さんの作品は秀逸なので是非見て/聞いてみてください)

 

プロジェクトパートナーも日系xユダヤ系! 

VOICEプロジェクトのパートナーも、偶然?日系アメリカ人のPhil Kayeさんという方。Philさんも確かになんとなくHapa英会話のJunさんとか、芸能人の誰かに顔が似てる・・・(名前が思い出せない・・・ちょっと顔長めのイケメン・・・) 

 

Philさんはご両親が離婚されているようで、こんな詩"Repetition"を作っています

www.youtube.com

結構心にグサリとささります・・・

 

↓ 二人のライブ!これ凄い好き。5分もない動画なので是非見てみてください


www.youtube.com

なんだかこの二人とってもお似合い♡

・・・なんて思ったんですが、お二人は友人関係らしいです (調べんな

 

 【2020年のPoet Laureateも日系の方】

2020年のTompkins CountyのPoet LaureateはChristine Kitanoさんという日系・韓国系アメリカ人の方 (お父様が日系アメリカ人で、お母様が韓国からの移民)。Ithaca Collegeで教鞭をとっている方だそうです。

icstillwater.com

 

移民ルーツがあるため、antiracismやアイデンティティや人種などについての詩も少なくないようです。私は"A Leaving"という詩を読みました ("Sky Country"というKitanoさんの二作目の本の最初の作品)

books.google.com

 

こちらは流石、地元なので本屋さんで見つけられました (定価$16+税)

Amazonのほうが全然安いですね。まぁでもたまにコミュニティの本屋で買うと決めているのでいいや!

 

【アメリカでのPoetry】

まず、日本で「詩」って皆さん読まれますか?

 

私は、実は・・・あんまり詩が好きではなくて

何が言いたいのか分かんない・・・なんて思ったり、

日本語での「ポエム」がなんだか「恋愛ポエム」のイメージに影響されてなんだかうさん臭く感じたり

・・・正直苦手になってました。

 

とはいえ、宮沢賢治の雨ニモマケズなんかは本当に好きだし

俳句は日本語の美しさ、四季への敏感さを感じる喜びを再確認できるし

高校生の時は百人一首とか、漢文の中国の詩とか好きでした

 

いつからでしょうね

詩を避ける?ようになったのは・・・

 

でも日本で「詩が好き」と挙げる人はあまり身近にいませんでした

(あ、一人いる、私の父は岩手出身で石川啄木が大好きで、好きすぎて本も出してます 笑)

 

海外にいるとPoetryというジャンルが凄く身近だなと気付きました

結構小さい子向けの本でも詩のようなものが多いですし (マザーグースとかDr. Sessusとか)、身近なんだなと感じます。 

 

日本だとまどみちおさんとか、谷川俊太郎さんとか金子みすゞさんでしょうか。

きっと色々触れたんだろうけれど

パッとあまり思いつきません

 

夫がpoetryが好きで、自身もずっと詩を書いているのもあるかもしれませんが

周りで詩をよく読むひとは多いです。

 

【海外ではHAIKUが人気】

多くの日本語が海外の言葉に輸出されていますが、HAIKUもそのうちの一つ。

 

日本はその独特な文化が多くの方を魅了していますが、俳句のファンもかなり多いです。

 

英語や他の言語の場合も

日本語と同じで音の数で5/7/5を作ります。

先日バスに乗っていたら

「BAIKU」というサイクリング (BIKE + HAIKU) に関する俳句が載っていました (日本の電車内のサラリーマン川柳広告みたいな感じで)

 

私もだらだらと抽象的でよくわからない詩は苦手なんですが

俳句のようにシンプルで日本的なものは面白くて好きです。

 

【日系アメリカ人の詩を英語で読んでみませんか】

以下、上で紹介させていただいた方々の著作の一部です。

 

普段洋書を読まない方も

詩だと短くて読みやすいので結構おススメです。 

 

Sarah KayさんとPhil KayeさんはSpoken word poetryというジャンルでパフォーマンスもかなり多く行っていますので、気になった方は是非動画も見てみてくださいね。

 

↓アメリカから購入の場合はこちら

  

 

↓日本のアマゾンでも取り扱いがありました。便利な世の中よね・・・

  

 

↓詩ではないですが、同じく移民・日系アメリカ人について、本も紹介しています。

 

また、英語のリーディングを強化したいときにお勧めな無料サービスが沢山あります。

詩も結構あるので、もし使ったことがない方はトライしてみてはいかがでしょうか?

 

今日もここまで読んでいただきありがとうございます!

 

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