Rue de Condé

都会から田舎へ -NY Finger Lakesでの生活-

NYでアルパカの毛刈り/スズランの日 -Fête du Travail-

こんにちは

なんだかさえないお天気で気持ちもどんよりですね (風が冷たい・・・)。

先日、Ithaca近郊のアルパカ農場に毛刈りを見学させていただくために行ってきました!

 

【Shephard's Creek Alpaca Farm】

こちらはIthacaから20分ほどのところにあるTrumansburg/Hectorの農場。

 

ずっと行きたかったんですが、去年のクリスマス前についに訪問できました。

 

その時に

「いつかアルパカを飼いたいんです」

と言ったら、とても親切に色々教えてくださり

「4月の下旬に毎年毛刈りをするからよかったら見に来ていいよ」

と言ってくださったので

 

じゃぁじゃぁ♡ ってお言葉に甘えて~('◇')ゞ

 

牧場までの道のり

こちら、なかなか何もない所にある農場でして

近郊のTrumansburgまではIthacaからバスで行けるんですが

そこから4マイル。

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何にもないエリア 緑が綺麗

自転車で行こうかなと思ったんだけど

天気が微妙そうだったのと

ずっと地味に上り坂 (Finger Lakesはその形成のされかたゆえに常に坂ばかりなのです・・・) なので徒歩で行くことに!

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農場まで1マイルくらいのところには綺麗なcreekが

何度かoverloadのトラックにビビりながら、

何度か鹿の死体 (ほぼ骨) にちょっと感動しながら

(こうやってひっそり土に還っていくんですねぇ・・・)

 

つきました、一時間で4マイル、悪くない!

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入り口

毛刈りは12時ごろからだったんですが、どうしてもバス2本 (一時間に一本のものとに時間に一本のものの乗り継ぎw) と徒歩一時間で間に合わないのは明らかだったんですが、

ついたときには毛を刈られてアンバランスな見た目になったアルパカたちがウロウロしていて、

 

「はっ・・・もう終わってしまった??( ;∀;)」

 

と思ったんですが、まだ6頭ほど残っていて、無事みることができました♡

 

人生初、アルパカの毛刈り見学

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ぶーん

主に2人のshearerさん (一人はその道13年のプロで、この方が刈り、もう一人がアルパカを押さえたり、左右サイドをかえたりしていました)。+何人かのヘルプ (袋詰めしたり包んだり、重さをはかったり)

 

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毛のないアルパカの違和感すごい

主に販売に回るのは体のまわり (背中とか首とかお腹) で、毛の短い部分はthirdとよばれ、普段は廃棄されるそうなんですが、

 

「それでもかなり柔らかくて質が良いからほしかったらあげるよ」

 

と言ってくださったので

 

「えっ!じゃぁじゃぁ・・・♡頂きます!!」

 

と、またまたお言葉に甘えました♡

 

今週末に引き取りに車でいきます~はぁ楽しみ。

 

実は先日義母の知り合いから羊二頭分のraw fleeseを頂いて、今羊・アルパカ4頭分もの毛がおうちにあるので、夫には「またもらったの 笑」と言われましたが

 

「だってアルパカだよ!?」笑

 

Finger Lakesでは知り合いでいつも誰かしら羊の毛のやり場に困っている人がいるので、いつも有難いことに貴重なウールを頂けて、本当に本当に嬉しい。

(一頭分を買うとそれなりにするし)

 

アルパカファイバーの魅力

アルパカは羊と違ってラノリンと呼ばれる油脂がないので、大変な洗浄作業が要らず、かなり扱いやすいです。とても滑りがよくて、knitterの間ではよく「滑り感が・・・」とか言われます。また、柔らかさ、軽さ、暖かさに優れていて、チクチクしないのもいいですよね。

 

そういえばこの日「アルパカの歯には神経がない」ことを知りました。いいな。

 

一つの服ができるまでの道のり

それにしても、尊いなぁ・・・

 

アルパカという生き物がいて

毎日世話をしている方がいて

毛刈りをする方がいて

お手伝いの方がいて

毛のプロセスする人がいて

それを毛糸にして

それを編んで

やっと一つの洋服になるんですよね

 

なんか、アルパカちゃんも

「whatever...」ってかんじでじっとされるがままにしている子がいる一方で

「ギャーーーーー」って恐怖とストレスで泣き叫ぶ子もいて

なんか涙が出そうになりましたよ。

 

そんな泣き叫ぶ子も

終わると「あぁスッキリ」と言わんばかりにケロッとして

すたすたとみんなの元に戻って

次に刈られる子をじっと観察したりして (興味津々な顔してみてる)

なんかもう

不思議な生き物です。

 

【牧場情報】

イサカ周辺にはいくつかのアルパカファームがありますが、今のところ私が行ったことあるのはこちらのみ。本当にオーナーさんが素敵すぎて大好きです。

 

今年はファイバーフェスティバルあるといいなぁ。

 

↓ HP

shepherdscreekalpacas.com

 

車で行くことをお勧めします 笑

 

因みに帰りはshearerさんがIthacaまでrideしてくださりました・・・有難き

 

凄く面白い方で、ジョージアから毎年北上してアルパカ農場を周って毛刈りしているそうなんだけど、Finger Lakesは本当に独特で美しいから毎年の楽しみと言っていた。(ジョージアは全然違うから是非、特に10月が美しいから、来てみてねって。)

 

あと、やっぱり「この地域の人は、みんないい人すぎる!」と言っていました。

そうなんですよねぇ

イサカ周辺の人、本当にフレンドリーすぎて、素敵。

 

もし近くにお越しの際は、お子さんと一緒に行ってみてくださいね :) 

フレンドリーなアルパカちゃんと、とっても素敵なオーナーさんに会えます。

 

【スズランの日】

5/1はフランスをはじめとする多くの国で「メーデー」でお休み。

(五月はフランスも国民の祝日が多いので、プレバカンスのような雰囲気で私のラボ同僚もお互いの旅行計画を話し合ったりしていました。祝日が火曜や木曜の場合は、当たり前のように月曜や金曜は休む方も多いです)

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可愛い子供に聞かれたら、買っちゃうよ・・・

また、この日5/1にスズランをプレゼントすると幸せが訪れると言われていて、フランスでは街中でスズランの可愛い売り子が見られる、なんともほっこりする日です。

スズランは一番好きな花なので、ついつい買ってしまいましたが

今のおうちにも植えてあって、今年も花をつけてくれるのを楽しみにしています。

 

NY田舎はまだまだ水仙が頑張っている季節。

スズランにはまだ早いですね。

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庭でぐったりしていた子たち。可愛いなぁ

【今日のラジオ】

  • Israel, religious 
  • revive rule, methane
  • FDA, tabaco, menthol/flavored cigars

イスラエルでは宗教的行事で40人以上が死亡。

www.npr.org

 

気候変動・環境問題についてはアメリカはヨーヨー状態ですが、少なくとも今回のバイデン政権ではいい方向に向いています・・・

www.npr.org

 

 

夫は今週ファイザーの二回目の接種を終え、何の副反応もなく過ごしています。

これで義理の家族含めみんなfully vaccinatedになりました。

アルパカの毛刈りの場にいた人も全員完了していて

やっぱりNYでワクチン接種してないと居心地悪そうだなと思いました 笑

 

↓ 接種完了/少なくとも一回接種の割合を州ごとに見られる。少なくとも一回接種の割合が凄く地理的に関連していて面白い。

www.npr.org

 

今週末からIthacanの一番好きな?イベント、Booksaleが始まります。

初日は結構クレイジーになるそうなので、私たちは日曜日に朝一で並びます (COVID下では入場制限があるので一時間前に並ぶことにしてます 笑)

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みなさんにもスズランの幸せを( *´艸`)

 

今日もここまで読んでいただいてありがとうございました。

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