Rue de Condé

都会から田舎へ -NY Finger Lakesでの生活-

TED talks: オンライン学習/Lyonですごい密!

こんにちは

今回もTED talksからオンライン学習に関する面白い動画をシェアします。

過去のTED talksに関する記事はこちらまたは記事タイトル下の"TED talks"からどうぞ。

 

【動画・プレゼンター】 

www.ted.com

Tylerさんは大学教授であった父がかつて修了式に連れて行ってくれたことを思い返します。アメリカでは大学によりガウンの色やデザインが異なり、「その人がどの大学で何を成し遂げたのか、まるで学位の様に示してくれるものだと」父から教わり、自分もそれを身につける日を夢に見ていました。

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「教えること」が好きだったTylerさんは研究室で過ごしていた学生時代のある日、このキャリアパス (ポスドクから教授へのアカデミアの道) は自分がやりたいこととは離れていることに気づきます。

 

【動画から学ぶ英語表現】

”I'd marvel at the pageantry”

⇒ pageantry

式典、ショー。見世物。歴史・時代劇

 

アメリカでは美人コンテストの意味もあります。

大好きなアメリカンアニメKing of the HillのS3E6が、Peggyがパジェントにでるという内容でした (King of the HillはHuluで見られます)。

King of the Hillの記事はこちら (最近滞ってる・・・けど次はS1E6を用意中です)

 

↓Peggy Hillについてはこちらに解説動画 笑

www.youtube.com

↓Peggy Hillの名シーンまとめ

www.youtube.com

 

"Graduation, for him, was a frenzy of thankful hugs and handshakes (...)"

⇒ frenzy

熱狂、狂乱、強い興奮状態。"a buying frenzy"で強い購買熱の意味。

Duncan’s game-winning shot sent the crowd into a frenzy.
The Saturday night sale can best be described as a buying frenzy  
 ”My views go through the roof”

⇒ go through the roof

急上昇する、非常に高くなる、天井知らずに上がる、急騰する

 

"But there was a silver lining that felt slightly cosmic"

⇒ silver lining

(逆境での) 希望の光。

これは、雲の後ろに太陽がある時に雲が光って縁どられている様子から来ているようです。どんなに悪い状況や出来事にも良いアスペクトがあるはずだということだそう。

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https://morguefile.com/ より

www.vocabulary.com

その他の表現

  • on the brink of change
  • upend (someone's) life
  • piecemeal: 断片的な
  • nifty: 素敵な、格好いい、おしゃれな、垢ぬけた
  • frazzled: (精神・身体的に) 疲れ切った、擦り切れた、完全燃焼した
  • shoot back: 言い返す、やり返す

 

【オンラインがアカデミアも変えていく?】

TylerさんはYouTubeに化学などについての講義動画をアップしています。

今まで大学などは講義室に先生がいて、生徒は先生を選ぶことができません。

でも、もし先生を選べたら?

もし世界中のレベルの高い授業を受けられたら?

今はCOVIDもあり多くの大学がオンライン講義で単位取得可能ですが、YouTubeなどでは単位は取れません。でもそんな未来が来るかもしれない。

若い学生世代には大きな問題ではないかもしれませんが

キャリアの途中で方向転換をすることになったとき、この分野のここだけ、あの分野のあの部分だけ学びたい。そんなこともありますよね。

オンライン学習はそれをもっと簡単に、シンプルにかなえてくれるはずです。

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Tylerさんは将来は修了時のガウンはこんな感じになるのでは?と語る

さらに、面白かったのがVRを用いた学習。

というのも、やはり多くの理系分野では実習は必須。完全なオンライン学習はふかのうだと思われています。

しかし、それも将来的に変わっていくかもしれないとTylerさんは話します

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微生物学の基礎的なルーチンをVRで学ぶ

詳しくは是非動画を見てみてくださいね。

 

【どこまでオンラインが進むか】

私はVRでの自己学習は面白いなと思いました。

 

VRをそもそも持つ必要がありますが (アメリカなら大学からレンタルとかもすぐにやってくれそうだ)、これは個人的には賛成。

 

ただし、基礎的なルーチンワークの流れを理解するのと、よりリアルなイメトレで慣れるという意味で。だって、実際の研究現場では日々いろんなミスや出来事に遭遇して、それに対処して、学んで、改善するのが大事だと思うから。

 

でも、企業とか、すでに確立している手技に関してはすごく有用だと思います。

自分の時間で学べるので効率的だし、教える側の負担も減ります。

 

勿論、現場ではコミュニケーションをとってコツなどを伝えたりもあると思うけど。でも、やっぱり0の人に一から教えるのと、ある程度基盤があるひとに教えるのでは負担が全然違いますよね (学士学生に実験手技を教えるのと、修士や博士に教えるのでは全然労力が違う)

 

あとは、とくにアメリカの田舎で思うんですが、場所の制約ってすごく大きい

例えば私が興味のあるNY州の資格を取れる大学は州内に4校しかないんですが、どこも家から最低片道3時間かかるんです。

無理ですよね。

いや、独身だったらできるけど、結婚してると流石に難しいかなと思う。

 

でも、この技術が進めば、ある程度までは自分で学習して、最低限on siteで集中して修了することも可能になるはずです。数カ月集中的にだったら、結婚していても、一人で大学の近くに住むのも非現実的ではないでしょう。

 

そう考えると、多くの人が夢をかなえたり、仕事をするために必要なスキルを学べる機会が広がって、最終的に社会への還元は大きいと思うんですよね。

 

なんて、ちょっと妄想してしまいました。

 

でも、きっと遠い未来の話ではないんじゃないかな。

 

↓最近はまっているオンライン学習。これはプログラミング

tikitikis.hatenablog.com

 

 ↓これはNY州 x CornellのPublic Healthに関するもの

tikitikis.hatenablog.com

 

 

【今日ラジオでよく耳にした単語】

  • testimony
  • surge
  • white supremacy
  • excess death

フロイドさんについての裁判が始まり、なかなか聞いていてつらくなる証言などもよく耳にします。あとはメキシコとのボーダーコントロールの話が多かった。午前中はFOXを聴いていたので、ちょっと偏りも感じましたが。午後は違う局聞こう~

 

なんとなくフランスのラジオもちょいちょい聞いていたんですが、昨晩Lyonですごい密 (もちろんマスクはない) があったらしい

www.lyonmag.com

これは今回の19hのcouvre-feu (門限) に耐えられない!!というリヨネが暴走した結果。

Lyonは大都市のわりにすごくマイルドな人が多くて、Gilet Jaune (イエローベスト運動) の際にもParisやMarseille、Bordeauxに比べるとかなりピースフルだったんですが。。。

どうやら限界を迎えた様子です・・・

ちょっとびっくり。

 

去年の今頃は最初のロックダウンで、我慢してたけど

二回目の春は辛いよね~でもフランスそんなこと言ってられないよね~・・・医療従事者の負担が増えないといいですが。

まぁ20h30過ぎには下火になっていったようで、フランス人にしては割と控えめ?笑

 

 

 

いかがでしたでしょうか

 みなさんはオンライン学習についてどう思いますか?

 

 

今日もここまで読んでいただいてありがとうございました。

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